拡張ミニダンプ・データ・セット (XDUMP)
Fault Analyzer が拡張ミニダンプ (XDUMP) データ・セットを割り振り、それをヒストリー・ファイルの障害項目に関連付けられるようにすることができます。XDUMP データ・セットは、以下を含むように設計されています。
- 64 ビット・ストレージ・ページ
- プログラム・リンケージや障害点などの、分析の不可欠な面とは直接関係ないアプリケーション・ストレージ
Fault Analyzer XDUMP データ・セットを使用して 64 ビット・ストレージ・ページを保存し、それらを障害項目と関連付ける必要があります。64 ビット・ストレージ・ページはミニダンプに含まれていません。
24 ビットおよび 31 ビット・アプリケーションの場合、 XDUMP データ・セットは再分析ストレージ制約を軽減し、MaxMinidumpPages オプション値の超過によるミニダンプ抑止の可能性を減らすことができます。(MaxMinidumpPagesを参照してください。)
Fault Analyzer が XDUMP データ・セットを割り振ることができるようにするには、IDIOPTLM 構成オプション・モジュールの XDUMPDSN 設定に有効なデータ・セット名パターンを指定します。拡張ミニダンプ・データ・セット名パターンの指定 (XDUMPDSN)を参照してください。Fault Analyzer は RECFM=FBS LRECL=4096
を使用してデータ・セットを割り振り、XDUMP データ・セット・アクセスの管理で説明されているアクセス許可メカニズムを使用します。XDUMP データ・セットの割り振りが失敗すると、Fault Analyzer によりメッセージ IDI0184W が出されます。
XDUMP データ・セットは、それに関連する障害項目が削除されると、自動的に削除されます。