サポートされるアプリケーション環境
- COBOL
- PL/I
- アセンブラー
- C/C++
- Language Environment
- UNIX® システム・サービス
- CICS®
- IMS™
- DB2®
- MQSeries®
- Java™
ホーム・スペース・モードでの実行か、または 1 次アドレス・スペースがホーム・アドレス・スペースに等しい 1 次スペース・モードでの実行のみをサポートしています。
- 31 ビット・アドレッシング・モードで動作します。
- 24 ビット、31 ビット、または 64 ビットのアドレッシング・モード・アプリケーションで分析を実行します。
- マルチスレッド、DLL、および XPLink アプリケーションをサポートしています。
Enterprise PL/I は、データが 64 ビット・ストレージ内にある場合に関連ストレージ域のフォーマットとソース行データ・フィールド値が提供される、唯一のアプリケーション・プログラミング言語です。
C++ のサポートでは、クラス情報は提供されません。
- CICS® の場合: キー 8 または 9
- 非 CICS® の場合: キー 8
アプリケーション環境に対する基本サポートに直接は関係ないと考えられる問題を解決するには、最新の Fault Analyzer メンテナンスをインストールしてください。詳細については、Fault Analyzer の保守を参照してください。
- 適用される保守がない一般出荷 (GA) リリース
- 指定した PTF (UInnnnn) または APAR (PHnnnnn) が適用されている GA リリース
サポート対象の環境 | サポート対象の環境バージョン | Fault Analyzer V14.1 の最小メンテナンス・レベル |
---|---|---|
CICS® Transaction Server | V5R6 (730) | UI66662 |
V5R5 (720) | UI59890 | |
V5R4 (710) およびこれ以前 | GA | |
Enterprise COBOL | V6R3 | UI63214 |
V6R2 | UI52689 | |
V6R1 およびこれ以前 | GA | |
Enterprise PL/I | V5R1 およびこれ以前 | GA |
DB2® | V12 およびこれ以前 | GA |
IMS™ | V15 およびこれ以前 | GA |
IBM® Java™ for z/OS® | Version 8 およびこれ以前 | GA |
z/OS® | V2R3 およびこれ以前 | GA |
コンパイラー・サポート
最小メンテナンス・レベルが適用されている場合、Fault Analyzer V14.1 は、指定された環境バージョンでコンパイルされたプログラムに対して、その環境の以前のバージョンでコンパイルされた同じプログラムに対して生成されたのと同じ結果を生成します。例えば、Enterprise COBOL V6R3 でコンパイルされたプログラムに対して、Fault Analyzer が Enterprise COBOL V6R2 でコンパイルされた同じプログラムに対して生成されたのと同じ結果を生成するには、APAR UI63214 を Fault Analyzer V14.1 に適用する必要があります。
Fault Analyzer の最小メンテナンス・レベルは、コンパイラー・バージョンの新機能をすべてサポートしているとは限りません。最新の Fault Analyzer の機能拡張を取得するには、メンテナンス・レベルを最新の状態に保つ必要があります。
MQSeries のサポート
- MQSeries 呼び出しで発生する異常終了
異常終了自体に関する通常の情報に加えて、MQSeries API の説明が提供されます。
- MQSeries に対する前の呼び出しに関する情報
この情報は、ゼロ以外の理由コードが生成される結果となった最後の MQSeries 呼び出しの識別番号 (ソース行の昇順) で構成され、呼び出しで使用された理由コード・データ・フィールドの現行内容が提供されます。理由コードがその説明とともに示されます。
この情報を収集できるようにするには、以下の条件が満たされている必要があります。- MQSeries 静的リンケージが使用されている。
- MQSeries 呼び出しを発行するアプリケーションが COBOL で書かれている。
- コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが提供されている。
Java サポート
- Fault Analyzer は、現在サポートしているバージョンの Java™ とともに動作します。Fault Analyzer は、以前のバージョンの Java™ でも正常に動作する可能性はありますが、正式にはサポートされていません。
- z/OS® 2.3 での Java™ サポートには z/OS® PTF UA96120 が必要です。この PTF が適用されていない場合、ABEND EC6 が理由コード 0B26 C04A で Java™ 分析中に発生します。