障害分析のための既存プログラムの設定
バッチ・ジョブについて Fault Analyzerに記述されている USERMOD を インストールした場合は、ダンプ DD ステートメント (++IDITABD) の使用の省略 に障害の分析を出力させるために 既存のプログラムを変更する必要はありません。また、プログラムの再コンパイルも必要ありません。ただし、コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルを適切なリポジトリーに保管すると、Fault Analyzer は、異常終了プログラムのソース・ステートメントを識別できるようになります。(リストまたはサイド・ファイルを保管しないことを選択した場合でも、異常終了後にリストまたはサイド・ファイルを作成できます。この方法により、Fault Analyzer は再分析の実行時に、より詳細な情報を抽出できます。)
サイド・ファイルを提供するには、プログラムを再コンパイルする必要があります。これは、特定のコンパイラー・オプションが要求された場合にのみ、適切なサイド・ファイルが作成されるためです。正しいコンパイラー・オプションを使用して生成されたコンパイラー・リストが既にある場合は、再コンパイルしなくてもサイド・ファイルを作成できます。サイド・ファイルの利点としては、リストよりも簡潔であることがあげられます。詳しくは、コンパイラー・リストまたは Fault Analyzer サイド・ファイルの提供を参照してください。