Application Delivery Foundation for z/OS® Common Components サーバーのカスタマイズ
ADFzCC サーバーのインストールについては、『Application Delivery Foundation for z/OS® Common Componentsカスタマイズ・ガイドおよびユーザー・ガイド 』を参照してください。
ADFzCC サーバー用のサンプル Fault Analyzer 構成ファイルが、以下のように、データ・セット IDI.SIDISAM1 内にメンバー IDIGSVRJ として用意されています:
CONFIG=FA
SPAWN_PROGRAM=IDIGMAIN
SPAWN_REGIONSZ=500 ❶
SPAWN_JOBNAME=IDISVRF
SPAWN_PARMS_SECTION
ISPF_PROF_DSN=&USERID..ISPF.ISPPROF ❷
ISPF_APPL=IDI ❸
変更が必要なパラメーターは、次のものです。 - ❶
- 80,000 ページを超える非常に大きい障害項目ミニダンプをダウンロードする場合は、SPAWN_REGIONSZ を大きくします。
- ❷
- ISPF プロファイル・メンバーに別のデータ・セットが使用される場合は、&USERID..ISPF.ISPPROF を変更します。
&USERID は、接続されているユーザーのユーザー ID で置き換えます。例えば、ユーザー ID が FRED で、❸ の ISPF アプリケーション ID が IDI である場合、ISPF プロファイルは FRED.ISPF.ISPPROF(IDIPROF) から取得されます。
ユーザー ID の一部のみを置換値として使用する場合、サブストリング指定を使用できます (詳しくはシンボル・サブストリングの指定を参照)。例えば、ユーザー ID の最初の 3 文字のみを高位修飾子として使用するには、&USERID(1:3)..ISPF.ISPPROF と指定します。
- ❸
- Fault Analyzer に別の ISPF アプリケーション ID が使用される場合は、IDI を変更します。デフォルト値は「IDI」です。