選択可能繰り返し区切り文字の取り扱い

SELECT ステートメント構文の一部の繰り返し項目には、(コンマのような定数ではなく) 繰り返し区切り文字を選択することができます。例えば、選択可能繰り返し区切り文字の例 に示されているように、expression clause (EXPRESSION 文節) には演算子 (「oper」) が繰り返し区切り文字として使用されています。
1. 選択可能繰り返し区切り文字の例
  Process   Options   Utilities   Help
 ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
 FM/Db2 (DFG2)            Advanced SELECT Prototyping

 Prototyping: expression clause                    Status: clause incomplete

  ◄─ oper ──────────────────────────┐
 ───┬─────┬─┬─ function ──────────┬─┴─
    ├─ + ─┤ ├─(─ expression ─)────┤
    └─ - ─┘ ├─ constant ──────────┤
            ├─ column ────────────┤
            ├─ hostvar ───────────┤
            ├─ register ──────────┤
            ├─(─ scalarfullsel ─)─┤
            ├─ duration ──────────┤
            ├─ caseexpr ──────────┤
            ├─ castspec ──────────┤
            └─ sequenceref ───────┘

 SELECT ALL




 Command ===> _____________________________________________________ Scroll PAGE
  F1=Help      F2=Split     F3=Exit      F4=Deselect  F5=InsRpt    F6=Executed
  F7=Backward  F8=Forward   F9=Swap     F10=PrvRpt   F11=NxtRpt   F12=Cancel
選択可能繰り返し区切り文字の取扱方法を示すために、以下の 1 つの例を使用します。次の EXPRESSION 文節を生成する場合を考えます。
AMT1 + AMT2 - AMT3
ここでは、列 AMT1AMT2、および AMT3 は 3 つの繰り返し項目であり、+ および - は、2 つの繰り返し区切り文字であるため、以下のステップを実行します。
  1. カーソルを「column (列)」要素に移動して、Enter キーを押します。ポップアップ・パネルが表示されます。
  2. AMT1 を入力して、InsRpt function key (F5) を押します。AMT1 が文節に追加されます。
    AMT1
  3. カーソルを「oper」繰り返し区切り文字に移動して、InsRpt function key (F5) を押します。有効な繰り返し区切り文字のリストが表示されます。
  4. カーソルを「+」繰り返し区切り文字に移動して、Enter キーを押します。「+」が文節に追加されます。
    AMT1 +
  5. Exit function key (F3) を押します。EXPRESSION 文節の構文が再表示されます。
  6. カーソルを「column (列)」要素に移動して、Enter キーを押します。ポップアップ・パネルが表示されます。
  7. AMT2 を入力して、InsRpt function key (F5) を押します。AMT2 が文節に追加されます。
    AMT1 + AMT2
  8. カーソルを「oper」繰り返し区切り文字に移動して、InsRpt function key (F5) を押します。有効な繰り返し区切り文字のリストが表示されます。
  9. カーソルを「-」繰り返し区切り文字に移動して、Enter キーを押します。「-」が文節に追加されます。
    AMT1 + AMT2 -
  10. Exit function key (F3) を押します。EXPRESSION 文節の構文が再表示されます。
  11. カーソルを「column (列)」要素に移動して、Enter キーを押します。ポップアップ・パネルが表示されます。
  12. AMT3 を入力して、InsRpt function key (F5) を押します。AMT3 が文節に追加されます。
    AMT1 + AMT2 - AMT3
注: 繰り返し区切り文字は、その後に続く繰り返し項目と関連付けられます。最後の繰り返し項目が現行のものである場合には、繰り返し区切り文字は編集できません。