日本語変換テーブルの変更

File Manager 日本語コンポーネントは、日本語を選択したときに File Manager によって使用される表示と印刷用の変換テーブルを備えています。必要な場合は、これらの日本語変換テーブルを変更することができます。日本語変換テーブルを変更するには、usermod FMNUMODJ とメンバー FMNTRJPN を使用します。FMNUMODJ および FMNTRJPN は、FMN.SFMNSAM1 で配布されています。

実行する内容は次のとおりです。

  1. メンバー FMNTRJPN を FMN.SFMNSAM1 からユーザー所有のソース・ライブラリーにコピーします。
  2. 必要に応じて、そのライブラリー内の FMNTRJPN ソース・メンバーの中の変換テーブル定義ステートメントを変更します。

    File Manager は ISPF では、大文字または小文字で入力されたコマンド verb およびコマンド・キーワードをサポートします。ただし、有効な SBCS のみのストリングであり、使用するホスト・コード・ページの a - z コード・ポイントが標準の EBCDIC a-z コード・ポイントに対応する場合に限ります。これに当てはまらない場合で、小文字または大/小文字混合のコマンド verb およびコマンド・キーワードを入力できるようにする必要がある場合は、FMNTRJPN 内の TRUPC 変換テーブルを変更して、使用するコード・ページ内の a - z コード・ポイントに対応する位置の大文字 A - Z EBCDIC コード・ポイントを指定する必要があります。

  3. FMNUMOD にあるFMN.SFMNSAM1J メンバーを、サイトの要件に応じて変更します。必要になる可能性のある変更については、usermodを参照してください
  4. SMP/E usermod FMNUMODJ をインストールします。
注: ISPF のもとで、ユーザー DBCS データを表示または編集できるようにするには、ISPF オプション 0 を使用して端末タイプが 3277KN または 3278KN に設定されている必要があります。