AUXHLQ
- AUXHLQ
- フル機能の編集セッション用の補助データ・セットの名前で使用する、インストール環境固有の高位修飾子を指定します。
(必要に応じてマルチレベルを含む) 全長 24 文字以下の有効な修飾子を指定できます。FMN0POPT マクロの中の修飾子のいずれかの部分に &&USER. を指定した場合、この値は、ユーザー ID に置き換えられます。修飾子のいずれかの部分に &&PREFIX. を指定した場合、この値は、ユーザー TSO 接頭部に置き換えられます。
&&USER. および &&PREFIX. は、文字ストリングと連結することもできます。記号を含んだマルチレベル修飾子は、JCL プロシージャーでのシンボリック・パラメーターを持つデータ・セット名での仕様と同じ規則に従います。したがって、記号の後に単一のピリオドを使用すると、記号と後続のテキストが結合されます (次の例 1 を参照してください)。マルチレベル修飾子では、各部分を分離する単一のピリオドを二重にする必要があります (次の例 2 を参照してください)。
例 1
ユーザー ID が XXXX で、TSO 接頭部が YYYY である場合、以下を指定すると、
&&USER.1.TEMP.&&PREFIX
結果は、以下のような高位修飾子になります。XXX1.TEMP.YYYY
例 2
ユーザー ID が ZZZZ の場合に、以下を指定すると、
FMN.&&USER..ABCD
結果は、以下のような高位修飾子になります。 FMN.ZZZZ.ABCD
注:
- AUXHLQ パラメーターは、最大 24 文字の長さにすることができます。一方、一時データ・セットはさまざまな長さを持つことができます。また、データ・セット名のシステム部分は 20 文字より長い場合があります。この場合、AUXHLQ のマイナー・レベルは、最終的なデータ・セット名が 44 文字以下になるまで無視されます。
- &&USER.string または &&PREFIX.string の連結の結果、高位修飾子の一部が 8 文字よりも長くなることがあります。この場合、ストリングは、修飾子の最終部分が 8 文字の長さになるまで短くされます。