「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルを介した開始位置の決定
「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルに表示されるセグメント・キー・フィールドに値を 入力して、データベース内の開始位置を決定することができます。このパネルで、ビューを使用するしないにかかわらず、不定形式のキー値を指定します。2 進数およびパック 10 進数キーの場合は、通常はバイト値を 16 進数 ('HEX ON') で指定することがこれに含まれます。
動的 PSB を使用してデータベースにアクセスしている場合には、DBD にリストされているすべての セグメントがパネルに表示されます。静的 PSB を使用している場合には、その PSB 内で参照されたセグメントだけがパネルに表示されます。
開始位置を指定するには、以下のようにします。
- 「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルで、表示するセグメントの横の「Cmd」フィールドに
Sコマンドを入力します。 - 指定されたセグメントの「Key value (キー値)」フィールドに値を入力します。
ルート・セグメント以外のセグメントを表示する場合は、 目的のセグメントと階層内のそれより上のすべてのセグメントの 「Key value (キー値)」フィールドに値を入力します。
- 入力した値がセグメント・オカレンス内の値と完全に一致する場合は、Enter キーを押します。「IMS Data (IMS データ)」パネルが表示され、基準に一致する最初の表示可能なセグメント がデータ域の先頭に配置されます。
指定されたキー値と一致するセグメントが存在しなかった場合には、パネルの右上隅に
Segment not found (セグメントが見つかりません)
というエラー・メッセージが表示されます。 - 入力した値がセグメント・オカレンス内にある値と完全に一致しない場合は、「GE」機能キー (F5) を押します。この操作で、SSA ステートメントはすべて「より大きいか等しい」(>=) 演算子に変換されます。注: データベース・タイプが HDAM、PHDAM、または DEDB である場合、または 2 次索引を使用している場合には、ルート・セグメントの SSA ステートメントでは「等しい」(=) 演算子が使用されます。その他のセグメントは「より大きいか等しい」に変換されます。
「IMS Data (IMS データ)」パネルが表示され、基準より大きいか等しい最初の表示可能 なセグメントがデータ域の先頭に配置されます。