動的 PSB を使用した BMP モードでのアクセス
動的 PSB を使用して BMP モードでデータベースにアクセスするには、 その前に FM/IMS システムでこのタイプのアクセスを許可するようにセットアップしておく必要があります。これは、FM/IMS 環境のインストールおよびカスタマイズで FM/IMS 管理者が実行するタスクです。
- 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」で、オプション「1 Browse (1 ブラウズ)」またはオプション「2 Edit (2 編集)」のいずれかを選択します。「Browse Entry (ブラウズ項目の入力)」パネルまたは「Edit Entry (編集項目の入力)」パネルが表示されます。
- 「Subsystem name (サブシステム名)」フィールドに、アクセスするデータベースが定義されている IMS サブシステムの ID を入力します。必要なサブシステムをリストから選択する場合は、サブシステム名パターンを入力するか、フィールドをブランクのままにします。
- 「Database name (データベース名)」フィールドに、アクセスするデータベースの名前を入力します。 DBD のリストからデータベースを選択する場合は、データベース名パターンを入力するか、フィールドをブランクのままにします。
- 指定したサブシステムが AGN を使用する場合は、「AGN name (AGN 名)」フィールドに、関数で必要となるアクセスを提供する AGN 名で、かつユーザーが使用権限を持っている AGN 名を入力します。サブシステムの AGN が、インストール・オプション・モジュールにリストされており、そのリストから AGN を選択する場合は、AGN 名パターンを入力するか、フィールドをブランクのままにしておきます。指定したサブシステムが AGN を使用しない場合、AGN 名は入力しないでください。
- 関数で既存のビューを使用する場合は、「View data set name (ビュー・データ・セット名)」フィールドに、関数が使用するビューを含むデータ・セットの名前を入力します。データ・セットをデータ・セット・リストから選択する場合は、データ・セット名パターンを入力します。選択したデータ・セットが区分データ・セットの場合、「View member (ビュー・メンバー)」フィールドにビュー・メンバー名を入力します。必要なビュー・メンバーをリストから選択する場合は、ビュー・メンバー名パターンを入力するか、フィールドをブランクのままにします。選択したデータ・セットが区分データ・セットでない場合は、「View member (ビュー・メンバー)」フィールドをブランクのままにしておきます。
- 「PSB type (PSB タイプ)」フィールドに、
1を入力して動的 PSB を選択します。 - 「Region type (領域タイプ)」フィールドに、
2を入力して BMP 領域を選択します。 - 「View usage (ビューの使用)」フィールドで、以下を行います。
- 関数で新規ビューを使用する場合は、
1を入力します。関数によって、データベース用のテンプレートから一時ビューが作成されます。 - 関数で、「View data set name (ビュー・データ・セット名)」フィールドおよび「Member (メンバー)」フィールドに指定した既存ビューを使用する場合は、
2を入力します。 - 関数でビューを使用しない場合は、
3を入力します。
- 関数で新規ビューを使用する場合は、
- 選択したデータベースに 2 次索引があり、2 次索引によってデータベースにアクセスする場合は、「Secondary index (2 次索引)」フィールドに「/」を入力します。
- Enter キーを押して、入力したデータを処理します。パネルに入力した内容に応じて、これらのパネルの 1 つまたは複数が、リストされている順に表示される場合があります。
- 「Subsystem Selection (サブシステム選択)」パネル
- サブシステム名を入力しなかった場合、またはサブシステム名パターンを入力した場合に表示されます。
- インストール時に FM/IMS 管理者によって定義された IMS サブシステムのリストが表示されます。
- 「Database Selection (データベース選択)」パネル
- データベース名を入力しなかった場合、またはデータベース名パターンを入力した場合に表示されます。
- 指定されたサブシステムの DBD ライブラリー内の DBD のリストを表示します。
- 「AGN Selection (AGN 選択)」パネル
- 指定したサブシステムが AGN を使用し、その一部が FM/IMS インストール・オプション・モジュールにリストされており、ユーザーが AGN 名を入力しなかったか、AGN 名パターンを入力した場合に表示されます。
- FM/IMS インストール・オプション・モジュールにリストされているサブシステムの AGN を表示します。
- 「View Data Set Selection (ビュー・データ・セット選択)」パネル
- 「View data set name (ビュー・データ・セット名)」パターンを入力し、「View usage (ビューの使用)」で「Existing (既存)」を選択している場合に表示されます。
- 指定した「View data set name (ビュー・データ・セット名)」パターンと一致する名前を持つデータ・セットのリストを表示します。
- 「View Member Selection (ビュー・メンバー選択)」パネル
- 指定したビュー・データ・セットが区分データ・セットのときに、ビュー・メンバー名を入力しなかった場合、またはビュー・メンバー名パターンを入力して「View usage (ビューの使用)」で「Existing (既存)」を選択した場合に表示されます。
- ビュー・データ・セットのメンバーのリストを表示します。
- 「Secondary Index Selection (2 次索引の選択)」パネル
- 「Secondary index (2 次索引)」オプションを選択し、選択したデータベースに複数の 2 次索引がある場合に表示されます。
- 選択したデータベースのすべての 2 次索引を表示します。
Sを入力し、Enter キーを押します。 - 「Subsystem Selection (サブシステム選択)」パネル
- これらのステップを完了したら、「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルが表示されます。アクセス・プロセスは、セグメント・データの表示方法をセットアップすることで 完了します。この手順は データの表示方法の決定で説明されています。
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