ブラウズまたは編集で使用不可の HALDB 区画および DEDB 領域
FM/IMS では、使用不可な区画を持つ HALDB データベース、または使用不可な領域を持つ DEDB データベースを編集またはブラウズすることができます。編集もブラウズも行えないのは、すべての区画または領域が使用不可の場合のみです。HALDB データベースのすべての区画が使用不可の場合、または DEDB データベースのすべての領域が停止されている場合は、「Database Positioning (データベースの位置決め)」パネル上にメッセージが表示され、データが使用可能になるまで続行することができなくなります。
ユーザーが使用不可の HALDB 区画または DEDB 領域にあるセグメント上への配置を試行した場合、「Database positioning (データベースの位置決め)」パネルまたは「Key Specification (キー指定)」パネルから、FM/IMS はメッセージを表示します。ユーザーは、配置を試行しているセグメントのキー値を変更するか、または HALDB 区画または DEDB 領域が 使用可能になるようにする必要があります。
「Database positioning (データベースの位置決め)」パネル上でルート・セグメントにキー値が指定されておらず、FM/IMS で使用不可の HALDB 区画または DEDB 領域が検出された場合は、使用不可の区画/領域はスキップされ、使用不可の HALDB 区画または DEDB 領域の直後の最初の使用可能なデータ上に配置されます。このことによって、処理時に FM/IMS が有効な開始位置を確実に持つようになります。
編集セッションで FM/IMS が IMS データベースを読み取るときに、使用不可の HALDB 区画または DEDB 領域が検出された場合、使用不可の区画/領域行が表示され、その表示位置にあるデータが使用不可であることが示されます。
========== Unavailable Partitions ==========使用不可のデータであることが示されます。複数の連続した使用不可の区画がある場合には、それらの区画が使用不可であることを示す 単一行のみが表示されます。 ========== Unavailable Area ==========使用不可のデータであることが示されます。FM/IMS に、それぞれの使用不可の領域ごとに、使用不可の領域であることを示す行が表示されます。使用不可であることを示す行で指示された位置にあるデータが使用可能になったと FM/IMS が判断すると、そのデータを表示します。