USER_SELECT_EDIT


1 USER_SELECT_EDIT=
1! Y
1 N
USER_SELECT_EDIT
これは、ユーザーが「任意 SQL SELECT ステートメント」システム・オプションに対して「編集」オプションを選択できるかどうかを指定します。
Y
これは、ユーザーが「任意 SQL SELECT ステートメント」システム・オプションに対して「編集」オプションを選択できることを指定します。デフォルトは USER_SELECT_EDIT=Y です。
N
これは、ユーザーが「任意 SQL SELECT ステートメント」システム・オプションに対して「編集」オプションを選択できないことを指定します。

ユーザー指定の SELECT ステートメントに対する結果表の処理時にユーザーが FM/Db2 エディター (編集モード) にアクセスできないようにする必要があると考えられる場合は、USER_SELECT_EDIT=N を指定してください。FM/Db2 エディター (ブラウズ・モードまたは表示モード) は、ユーザー指定の SELECT ステートメントに対する結果表を表示するために引き続き使用されます。ブラウズ・モードおよび表示モードでは変更を Db2® に保管できないため、ユーザーは Db2® データを変更できません。

この設定は、ローカル Db2® システムに接続している場合にのみ適用されます。以下の例を考えてみましょう。

FMN2POPT で、

  • FMN2SSDM システム DSNA の Db2® では USER_SELECT_EDIT=N となっています。DSNA の CURRENT SERVER 特殊レジスターは LOCN_A です。
  • FMN2SSDM システム DSNB の Db2® では USER_SELECT_EDIT=Y となっています。DSNB の CURRENT SERVER 特殊レジスターは LOCN_B です。

FM/Db2 システム DSNA にローカル接続している Db2® ユーザーは、次のようなステートメントを発行できます。

SELECT * FROM DSN81010.EMP,

ただし、結果表のブラウズまたは表示のみが可能です。

DSNA の同じユーザーは、次のようなステートメントを発行できます。

SELECT * FROM LOCN_B.DSN81010.EMP,

ただし、結果表の表示またはブラウズのみが可能です。

FM/Db2 システム DSNB にローカル接続している Db2® ユーザーは、次のようなステートメントを発行できます。

SELECT * FROM DSN81010.EMP,

このユーザーは、結果表をブラウズ、表示、または編集できます。

DSNB の同じユーザーは、次のようなステートメントを発行できます。

SELECT * FROM LOCN_A.DSN81010.EMP

このユーザーは、結果表をブラウズ、表示、または編集できます。