FM/IMS インストール・オプション・モジュールのカスタマイズ

FM/IMS を使用するには、事前にインストール・オプション・モジュール FMN1POPT をカスタマイズする必要があります。FMN1POPT に、以下の項目を指定する必要があります。
  • IMS によってアクセスされる FM/IMS サブシステムの ID。
  • 機能によって BMP、ファースト・パス、または DL/I バッチ処理領域が開始されるときに、IMS 領域コントローラーに渡されるパラメーター。
  • 各サブシステムの PSBLIB、DBDLIB、DFSVSAMP、RESLIB、IMS マクロと、ステージング ACBLIB、RECON、DOPT ACBLIB およびテンプレート・データ・セットのそれぞれの名前。
  • FM/IMS 機能が使用する、選択した処理オプション。
  • 選択済みパラメーター、データ・セット、および処理オプションに指定された値を、ユーザーがオーバーライドできるかどうか。

FMN1POPT のバージョンは FM/IMS で配布されます。ただし、このモジュールは FMN1POPT の独自のバージョンで置換する必要があります。

ユーザーのバージョンの FMN1POPT をインストールするには、usermod FMN1UMDP を使用してください。FMN1UMDP、および FMN1POPT のソースは FMN.SFMNSAM1 内に配布されています。独自のバージョンの FMN1POPT を作成し、インストールするには、次の手順で行います。

  1. メンバー FMN1POPTFMN.SFMNSAM1 からユーザー所有のソース・ライブラリーにコピーします。メンバー FMN1POPT には、FMN1POPT モジュールのサンプル・ソースが格納されています。
  2. 次のセクションの説明に従って、FMN1POPT サンプル・ソースのコピーを変更します。
  3. FMN.SFMNSAM1 にある FMN1UMDP メンバーを、サイトの要件に応じて変更します。行う必要のある変更については、usermod を参照してください。
  4. SMP/E usermod FMN1UMDP をインストールします。
注: SMP/E を使用しない場合は、サンプル・ジョブ FMN1POPH を使用して FMN1POPT をアセンブルすることもできます。