サブシステムへのアクセスの制御
制御オプションのパラメーターは、FM/IMS 機能が各サブシステムに対して行うアクセスを制御する場合に使用します。
パラメーター | 説明 |
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CHKPINTVL | 編集/参照 BMP がユーザー応答を待機している間にチェックポイントを指定して、BMP の休止をサポートするユーティリティーが非アクティブの編集/参照 BMP を休止できるようにします。 |
DYNALLOC | サブシステムに DLI モードでアクセスするときに、DFSMDA 動的割り振りメンバーに指定されたデータベース・データ・セットの使用を強制します。 |
IMSAUDLG | サブシステムのデータベースを編集するときに、監査ロギングを強制します。 |
MAXGN | サブシステムのデータベースを検索するときに、発行できる DL/I 呼び出しの数を制限します。 |
PSBTYPES | 動的 PSB または静的 PSB を使用してサブシステムのデータベースにアクセスできないようにします。 |
READONLY | ユーザーがサブシステムのデータベースに対して更新機能 (編集、バッチ編集、ロード、初期化、および削除/定義) を実行できないようにします。 |
REGTYPES | ユーザーが BMP モードまたは DLI モードでサブシステムにアクセスできないようにします。 |
TIMEOUTI | 非アクティブ状態が一定期間続いた場合に編集/参照 BMP をタイムアウトにします。 |
VCURULE | サブシステムのデータベースで使用できる表示および基準設定を制御します。 |
IMS ログ使用パラメーターにあるパラメーターを使用すれば、DLI モードで実行されたり更新インテントを持つ PSB を使用したりする機能の IMS™ ログ使用を制御できます。
パラメーター | 説明 |
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LOGUSAGE | 当該機能で IMS™ ログ・データ・セットが使用されるかどうか。および、当該機能でログが使用される場合は、その機能の終了時にログが保持されるかどうか。 |
ULOGUSAG | LOGUSAGE パラメーターに対して指定された値をユーザーが指定変更できるかどうか。 |
LOGDSN | IMS™ ログ・データ・セット名を生成するために当該機能で使用される名前パターン。 |
ULOGDSN | LOGDSN パラメーターで指定された名前パターンをユーザーが指定変更できるかどうか。 |
UIEFRDER | JCL においてバッチ機能で IEFRDER DD が使用されるかどうか。 |
FM/IMS 機能が DLI モードで実行されていて、更新インテントを持つ PSB がその機能で使用されるときに、その機能で IMS™ ログを強制的に使用する場合は、ULOGUSAG=N、ULOGDSN=N、UIEFRDER=N を指定し、さらに以下のいずれかのオプションも指定します。
- LOGUSAGE=KEEP
- 機能の終了時にログの保持をユーザーに強制する場合。
- LOGUSAGE=KEEPUPD
- 当該機能でデータベースが更新されたり当該機能が正常に終了しなかったりするときにログの保持をユーザーに強制する場合。
- LOGUSAGE=DELETE
- 機能が正常に終了しないときにログの保持をユーザーに強制する場合。
制御オプションと IMS ログ使用パラメーターのパラメーターはすべて、FMN1POPD および FMN1POPI マクロ・ステートメントに指定できます。これらのパラメーターのコーディング方法の詳細については、FM/IMS Optionsを参照してください。