MQREPHLQ
- MQREPHLQ
- WebSphere MQ 関連機能の動的応答キューの名前パターンで使用する、インストール環境固有の高位修飾子を指定します。使用される特定のキュー名は、その時点で使用されているキュー・マネージャーによって返されます。
- mqrep-hlq
- 必要ならマルチレベル修飾子を含めて、任意の有効な修飾子を、合計 38 文字まで指定できます。FMN0POPT マクロの中の修飾子のいずれかの部分に &&USER. を指定した場合、この値は、ユーザー ID に置き換えられます。修飾子のいずれかの部分に &&PREFIX. を指定した場合、この値は、TSO 接頭部に置き換えられます。動的キューの要求時に、現行ユーザー ID がこの高位修飾子に常に追加される点に注意してください。
また、文字「#」(X'7C')、「@」(X'7B')、および「$」(X'5B') は、ユーザー ID では許可されますが、WebSphere MQ では許可されない点にも注意してください。これらの文字をこのパラメーターで指定することは受け入れられますが、実行時に許可される MQ 字の「_」に変更されます。
&&USER. および &&PREFIX. は、文字ストリングと連結することもできます。記号を含んだマルチレベル修飾子は、JCL プロシージャーでのシンボリック・パラメーターを持つデータ・セット名での仕様と同じ規則に従います。このため、シンボルの後に使用された単一のピリオドは、そのシンボルをその後に続くテキストと結合します (下記の例 2 を参照)。また、マルチレベル修飾子の各部分を区切るピリオドは、二重にする必要があります (下記の例 3 を参照)。
例 1
ユーザー ID が XXXX の場合に、値 FMNTMQL. を指定すると、結果は下記のパターンの動的名前要求になります。
FMNTMQL.XXXX.*
例 2
ユーザー ID が XX#XX で、TSO 接頭部が YYYY である場合、&&USER.1.TEMP.&&PREFIX を指定すると、結果は下記のパターンの動的名前要求になります。
XX_XX1.TEMP.YYYY.XX_XX.*
例 3
ユーザー ID が ZZZZ の場合に、FMN.&&USER..ABCD. を指定すると、結果は下記のパターンの動的名前要求になります。
FMN.ZZZZ.ABCD.ZZZZ.*
注: &&USER.string または &&PREFIX.string の連結の結果、高位修飾子の一部が 8 文字よりも長くなることがあります。この場合、ストリングは、修飾子の最終部分が 8 文字の長さになるまで短くされます。