EDITCAPS
- EDITCAPS
- 編集での CAPS オプションの設定を制御します。いくつかのオプションが用意され、以下のことが可能です。
- 新規 File Manager ユーザーに対する初期値 (CAPS ON または CAPS OFF のいずれか) を設定する。
- File Manager エディターのすべてのユーザーに対して、CAPS ON または CAPS OFF のいずれかで編集セッションを開始するように強制する。あるいは、ユーザーの ISPF プロファイルに保管されている新規エディター・オプションを使用して、ユーザーが初期 CAPS 設定を制御できるようにする。
- File Manager 編集セッション内で CAPS コマンドを使用不可に設定する。
EDITCAPS パラメーターの特定の設定を使用することで、どの File Manager 編集セッションも CAPS ON で開始し、これを CAPS OFF コマンドを使用して変更できない環境を作成できます。
EDITCAPS には 3 つのサブパラメーターがあります。これらのサブパラメーターをすべて FMN0POPT で指定する必要はありませんが、指定する場合には、構文図に示された順番でなければなりません。複数のサブパラメーターを指定する場合には、それらをコンマで区切る必要があります。サブパラメーターを指定する場合には、括弧を付ける必要もあります。
デフォルトは
(INITOFF,PROFILE,CAPSCMD)
です。これらのサブパラメーターについて、以下で説明します。
- INITOFF、INITON
- プロファイルが最初に作成されるときの、ユーザー・プロファイル内の初期 CAPS 設定を決定します。
既存の File Manager プロファイルを使用するユーザーの場合、その効果は 2 番目のパラメーター (下記で説明) の設定によって異なります。2 番目のパラメーターとして INITFIXED が指定された場合、すべての File Manager 編集セッションは、INITOFF が指定されれば CAPS OFF で開始され、INITON が指定されれば CAPS ON で開始されます。
- PROFILE、INITFIXED
- File Manager 編集で、ユーザーが CAPS の初期設定を変更できるかどうかを決定します。INITFIXED は、ユーザーが CAPS の初期設定を変更できないようにします。PROFILE は、ユーザーがこの初期設定を変更できるようにし、その変更は、ユーザーのプロファイルで保持され、異なる File Manager セッションにも適用されます。
- CAPSCMD、NOCAPSCMD
- File Manager 編集セッション内で、ユーザーが CAPS コマンドを使用することを許可するかどうかを決定します。NOCAPSCMD は CASE コマンドに影響を与えることがなく、CASE コマンドはそのまま使用可能です。
CAPSCMD を指定すると、ユーザーは、File Manager 編集セッション内で、必要に応じて CAPS をオンまたはオフに切り替えることができます。NOCAPSCMD を指定すると、CAPS コマンドが使用不可になり、File Manager 編集セッションが開始したときに選択された設定値に固定されます。