FMN2POPT で制御された監査

FMN2SSDM で AUDIT オプションを使用して、FM/Db2 で監査証跡を記録する方法をカスタマイズします。

  • どのような環境下でも、監査証跡を作成しない。AUDIT=NONE を指定します。
  • 現在の FM/Db2 セッションではオプション。つまり、個々のユーザーが監査情報を記録したい場合は監査証跡を作成するが、File Manager/Db2 セッションが終了すると監査オプションは「選択しない」にリセットされる。AUDIT=(OPTIONAL,OFF) を指定します。
  • FM/Db2 のこのセッションおよび後続のセッションではオプション。つまり、個々のユーザーが監査情報を記録したい場合に、監査証跡を作成する。監査オプションの現在の設定は ISPF プロファイルに保管され、異なる FM/Db2 セッションにも適用されます。AUDIT=(OPTIONAL,PROFILE) を指定します。
  • 必須。ユーザーが監査情報を記録したいかどうかにかかわらず、ユーザーごとに監査証跡を作成する。AUDIT=(REQUIRED,....) を指定します。
  • 必要。ユーザーが監査情報を記録したいかどうかにかかわらず、ユーザーごとに監査証跡を作成する。編集機能の終了時または SSID を変更したときに、監査レポート・ジョブが実行依頼されます。AUDIT=(DEMAND,....) を指定します。

    実行依頼されるジョブは、スケルトン・メンバー FMN.SFMNSLIB (FMN2FTAD) で決定されます。ジョブ・カードおよび JCL をカスタマイズして、必要なレポート・オプションを指定します。スケルトンでの監査レポート・オプションの変更については、「File Manager ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス」の『AUD (監査証跡報告書の印刷)』を参照してください。

監査情報の記録が任意指定である場合、これはグローバル・エディター・オプションの「監査証跡の作成」の個々の設定によって判別されます。

任意指定の監査、つまり、監査データが SMF ではなくデータ・セットに書き込まれ、監査が通常処理ではなく例外であるときには、AUDIT=(OPTIONAL,OFF) が最適なオプションとして推奨されます。

注: AUDIT オプションは、エディター (表示、ブラウズ、または編集) またはコピー・ユーティリティーによってデータが変更される場合にのみアクティブになります。このオプションの設定は、この設定が File Manager 内から行われた場合でも、データの変更が可能なその他の File Manager 機能、および ISPF エディターで変更されたデータの場合は無視されます。

監査は、Db2® システム用の FMN2SSDM マクロ定義で AUDITBROWSE=N を指定することにより、FM/Db2 ビューまたはブラウズを使用する場合の監査を使用不可にすることができます。このオプションを指定しても、FM/Db2 編集を使用する場合に作成される監査レコードには影響しません。AUDITBROWSE については、AUDITBROWSEを参照してください。