FM/Db2 のカスタマイズの準備
FM/Db2 のインストールおよびカスタマイズを行うには、その前に File Manager Base functionをインストールしておく必要があります。このトピックでは、FM/Db2 を File Manager Base functionと同じターゲット・ライブラリーおよび配布ライブラリーにインストールしてあるものと想定しています。File Manager を File Manager Base functionと同じライブラリーにインストールしないと、FM/Db2 を使用する際に問題が発生する可能性があります。
さらに、FM/Db2 を使用するには、その前に FM/Db2 と稼働環境をカスタマイズする必要があります。また、File Manager Base functionをカスタマイズする必要がある場合もあります。 File Manager のカスタマイズ では、File Manager Base functionのカスタマイズについて説明します。
正しく機能するためには、FM/Db2 はさまざまな Db2® カタログ表にアクセスする必要があります。Db2® セキュリティー/許可の構成については、「Db2® 管理ガイド」に記載されています。ここでは、FM/Db2 ユーザーに対して Db2® カタログ表への SELECT アクセスを許可する方法についての一般情報のみを説明します。ご使用のシステムに最適な方法を選択する際、ご使用のサイトのセキュリティー要件と、Db2® セキュリティーを実装および管理する方法について慎重に検討する必要があります。例えば、多くのサイトには、Db2® カタログ表の一部または全部への SELECT アクセスを PUBLIC に許可してはならないという基準があります。
- Db2® カタログへのアクセスの認可 (Db2 カタログに対するアクセス権限の付与 (必須)を参照)
- Db2® の FM/Db2 パッケージおよびプランのバインド (Db2 のバインド (必須)を参照)
- 「Db2 Subsystem Selection (Db2 サブシステム選択)」パネルのカスタマイズ (FM/Db2 で Db2 がアクセスするすべての FMN2POPT システムの定義 (必須)を参照)
FM/Db2 と稼働環境をカスタマイズするためのステップのサマリー FM/Db2 に実行可能なカスタマイズ・タスクの一覧が表示されます。関連する節を読んで、ここに記載されたカスタマイズを実行する必要があるかどうかを調べてください。