DUMPA (ASCII ダンプ)

DUMPA タグでは、アドレス自体のみを表示する ADDR タグとは対照的に、 フォーマット済みの出力に 16 進ダンプがインライン表示で挿入されます。この挿入は特に、ユーザーが他の方法ではストレージを参照できないために、バッチ・レポートをフォーマット設定する場合に役立ちます。
1. Syntax

1 <DUMPA address length?  ALIGN=
2.1 AUTO
2.1 LEFT > ?heading-text? </DUMPA>
address
表示対象のストレージ域の 16 進フォーマットのアドレスです。

address パラメーターは 64 ビット対応です。詳しくは、64 ビット・アドレスの指定を参照してください。

length
表示対象のストレージ域の 16 進フォーマットの長さ (バイト) です。
ALIGN = AUTO | LEFT
16 進データの位置合わせを指定します。
AUTO
位置合わせは、リストされたアドレスと使用可能なレポート幅によって決まります。これは、デフォルトです。
LEFT
16 進データは無条件に左寄せされます。
heading-text
16 進ダンプ表示の直前の見出しテキストです。

説明

16 進ダンプの表示は、現行のインデントにかかわらず、常に 1 列目から開始されます。

画面の右側にある文字で表現されるセクションは、ASCII でエンコードされた 16 進値に 基づいています。データに EBCDIC でエンコードされた値が入っていることが分かっている場合は、 代わりに DUMP タグ (DUMP (EBCDIC ダンプ)を参照) を使用してください。

Interactive Reanalysis Report では、見出しテキストは白色で示されます。