関連付けられたダンプ・データ・セット

ヒストリー・ファイルの障害項目と関連付けられるダンプ・データ・セットは 2 種類あります。

密結合

これらはリアルタイム処理中に Fault Analyzer により作成されたダンプ・データ・セットで、障害項目と一意にリンクされます。障害項目の削除時に、関連付けられたダンプ・データ・セットも自動的に削除されます。

密結合ダンプ・データ・セットの例:

  • 拡張ミニダンプ・データ・セット (XDUMP)
  • IEATDUMP RFR データ・セット (TDUMP)
  • SVC ダンプ RFR または Java データ・セット (SDUMP)

疎結合

これらは、障害項目と一意にリンクされていないダンプ・データ・セットです。障害項目は既存のダンプ・データ・セットの分析の結果として作成されました。例: SLIP トラップを設定して作成した SVC ダンプが、Fault Entry List 画面のFile > Analyze MVS Dump Data Setを使用して分析用に選択されました。

同じダンプ・データ・セットを複数の障害項目と関連付けることができます。障害項目の削除時に、ダンプ・データ・セットは削除されません。Fault Analyzer の管理対象外と見なされるからです。