コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルの選択基準
Fault Analyzer は、基本的に、ソース・レベル分析に使用されるコンパイラー・リストまたはサイド・ファイルを選択する際に、以下の 2 つのタイプの検査を実行します。
- 言語ごとに変わるサイズ検査が行われます。 サイズ検査では、ロード・モジュールのサイズと内容をコンパイラー・リストまたは サイド・ファイルと突き合わせることが試みられます。例えば、COBOL コンパイラーの LIST オプションが使用される場合、 サイズ検査には、CSECT 内の最後の 12 個のアセンブラー命令のオフセットと内容 の突き合わせが含まれます。また、現行 COBOL コンパイラーの場合、作業用ストレージ・サイズと TGT サイズも検査されます。
- ロード・モジュールとコンパイラー・リストまたはサイド・ファイルの間で、 日時の検査が行われます。ロード・モジュールの日時以降に作成されたコンパイラー・リストに対して設定が行われます。
特定のコンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが選択またはリジェクトされた理由についての詳細情報を入手するには、IDITRACE 機能が使用できます。この機能の使用法の詳細は、IDITRACE 情報を参照してください。