_IDI_OPTSFILE 環境変数

アプリケーション・プログラムは、異常終了または _IDI_OPTSFILE を呼び出す前に、MVS™ データ・セット (およびオプションでメンバー) 名、または HFS パスとファイル名 (Fault Analyzer へのオプションを含む) を使用して、環境変数の IDISNAP を初期化できます。

  • MVS™ データ・セット名の指定

    MVS™ データ・セット名を指定する場合は、名前は 2 つのスラッシュ (//) で始まる必要があります。指定するデータ・セット名には、大/小文字の区別はありません。

    指定するユーザー・オプション・ファイルは、80 バイトの固定レコード長のフォーマットで、すべてのオプションはカラム 1 から 71 までに指定する必要があります。

  • HFS パスおよびファイル名の指定

    HFS パスおよびファイル名を指定する場合は、名前は 2 つのスラッシュで始めないでください。

    指定するユーザー・オプション・ファイルは特別な属性に従うことはなく、オプションは任意のカラムに指定できます。

例:
//* Sample BPXBATCH job
//RUN EXEC PGM=BPXBATCH, …
⋮
//STDENV   DD * (select one of the following)
_IDI_OPTSFILE=//my.SEQ.OPTIONS
_IDI_OPTSFILE=//my.PDS.OPTIONS(faopts)
_IDI_OPTSFILE=/u/fred/options_file
⋮
/*
注: ユーザー・オプション・ファイルが _IDI_OPTSFILE 環境変数を使用して検出された場合は、IDIOPTS DDname を使用してオプションの読み取りを試行することはありません (User options file IDIOPTSを参照)。