SystemWidePreferred
注:
- 1 サブオプションまたは値の指定を繰り返し行う場合、コンマまたはブランク文字のいずれかを区切り文字として使用できます。
このオプションは、リアルタイムまたはバッチ再分析レポートにのみ、適用できます。対話式再分析レポートには影響しません。
Fault Analyzer は、デフォルトで、イベントに関連すると考えられる情報を、そのイベントの「Event Details」セクションに配置します。ただし、SystemWidePreferred オプションを使用することで、Fault Analyzer はこのような情報をレポートの「System-Wide Information」セクションに配置するようになります。
以下のサブオプションを使用して、レポート内のイベントに関係するさまざまな領域の配置を変更できます。
- ControlBlocks
- 通常、レポートの「Event Details」セクションの見出し「Associated Control Blocks」の下に配置される、イベントに関係するすべてのデータが「System-Wide Information」セクションに配置されるように指定します。このデータには、さまざまな実行環境に対する以下の制御ブロックが含まれます。
表 1. 影響される制御ブロック 実行環境 影響される制御ブロック 「Target System-Wide Information」セクションの副見出し DB2® SQLCA 「DB2® 情報」セクションの「DB2® 制御ブロック」 IMS™ AIB、DIB、および UIB 「IMS™ 情報」セクションの「IMS™ 制御ブロック」 任意の制御ブロック・フィールド説明は、レポートの「System-Wide Information」セクション内の制御ブロックに続き、配置されます。
このサブオプションは、CB と省略できます。
- OpenFiles
- 通常、レポートの「Event Details」セクションの見出し「Associated Open Files」の下に配置される、イベントに関係するすべてのデータが「System-Wide Information」セクションに配置されるように指定します。
このサブオプションは、OF と省略できます。
- StorageAreas
- 通常、レポートの「Event Details」セクションの見出し「Associated Storage Areas」の下に配置される、イベントに関係するすべてのデータが「System-Wide Information」セクションの副見出し「Storage Areas」に配置されるように指定します。 さらに、ストレージ域のタイプを以下の StorageAreas サブオプションを使用して選択できます。
- Fmt
- このサブオプションは、コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが使用可能な、高水準言語プログラムのストレージ域を指定するため、レポート内に 16 進ダンプの対としてフォーマットされて表示されます。これらの領域には、識別しやすいように「Storage Areas」セクション内で、別個の副見出しが指定されます。
このサブオプションは、F と省略できます。
- 16 進
- このサブオプションは、16 進ダンプ・フォーマットで表示されるストレージ域を指定します。ストレージ域のこれらのタイプは、すべてのイベントに対して結合され、発信元を示すアドレスのラベルが付けられて、アドレスのシーケンスの昇順で「Storage Areas」セクション内の共通副見出し「Hex-Dumped Storage」の下に配置されます。このサブオプションはデフォルトです。
このサブオプションは、H と省略できます。
- *
- アスタリスク (*) を指定することで、すべてのサブオプションの設定を暗黙的に指定できます。
このサブオプションは、SA と省略できます。
- メッセージ
- 通常、レポートの「イベント詳細」セクションの見出し「関連メッセージ」の下に配置される、イベントに関係するすべてのメッセージが「システム全体情報」セクションに配置されるように指定します。
このサブオプションは、M と省略できます。
- *
- アスタリスク (*) を指定することで、すべてのサブオプションの設定を暗黙的に指定できます。
SystemWidePreferred オプションの各指定は累積されます。すべての SystemWidePreferred サブオプションを一度にリセットするには、NoSystemWidePreferred オプションを使用します。