特権の取り消し
「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルにリストされている列以外のすべてのオブジェクト・タイプについて、特権を取り消す (既存の特権を除去する) ことができます。(特定の列の特権を取り消すことはできません。該当する表の特権を取り消す必要があります。)
あるオブジェクトの特権を 1 つ以上取り消すには、以下のいずれかの方法を使用することができます。
- 方法 1 (特権取り消しパネルを使用してオブジェクトを指定する):
- 「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルで、
- 必要な詳細情報があれば、それを「Object Identification Criteria (オブジェクト識別基準)」セクションに入力します。
- 「Object Type (オブジェクト・タイプ)」選択フィールドに該当する番号を入力して必要なオブジェクト・タイプを選択するか、あるいはデフォルト値の 3 (「table (表)」) を使用します。
- コマンド行で
R
と入力します。 - Enter キーを押します。
指定したオブジェクト・タイプの特権取り消しパネルが表示されます。そのオブジェクト・タイプに適用できる特権のタイプが複数ある場合には、それぞれの特権タイプが、対応する入力フィールドとともにパネルにリストされます。
特権取り消しパネルで、以下のようにします。
- 対応する選択フィールドに任意の文字を入力することによって、取り消す特権を選択します。注: 特権タイプが 1 つしかないオブジェクト・タイプの場合は、このステップは適用されません。
- 用意された入力フィールド (特権タイプによっては入力フィールドが 2 つあることもあります) に、オブジェクトの名前を入力します。
- 「From (元)」入力フィールドに、特権を取り消すユーザー (被取り消し者) の SQLID を指定します。
- 「By (認可者)」入力フィールドに、特権を認可したユーザーの SQLID、またはすべての認可者の場合は
ALL (すべて)
を指定します。 - Enter キーを押します。
- 対応する選択フィールドに任意の文字を入力することによって、取り消す特権を選択します。
- 「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルで、
- 方法 2 (特権表示パネルからオブジェクトを指定する)
- 「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルで、
- 必要な詳細情報があれば、それを「Object Identification Criteria (オブジェクト識別基準)」セクションに入力します。
- 「Object Type (オブジェクト・タイプ)」選択フィールドに該当する番号を入力して必要なオブジェクト・タイプを選択するか、あるいはデフォルト値の 3 (「table (表)」) を使用します。
- コマンド行をブランクのままにしておきます。
- Enter キーを押します。指定したオブジェクト・タイプの特権表示パネルが表示され、選択したオブジェクトがリストされます。
- 特権表示パネルで、特権を取り消すオブジェクトに対して「Cmd」フィールドに「
R
」を入力します。 - Enter キーを押します。指定したオブジェクトの特権取り消しパネルが表示されます。注: この方法を使用して、(指定したオブジェクト・タイプの) 特権取り消しパネルにナビゲートした場合、以下の詳細情報が事前に入力されています。
- 各特権タイプの既存の設定値 (Y、G、またはブランク)
- オブジェクトの名前の詳細
- 「From (元) 」入力フィールドに、特権を取り消すユーザー (被取り消し者) の SQLID
特権取り消しパネルで、以下のようにします。
- 対応する選択フィールドに任意の文字を入力することによって、取り消す特権を選択します。注: 特権タイプが 1 つしかないオブジェクト・タイプの場合は、このステップは適用されません。
- 「By (認可者)」入力フィールドに、特権を認可したユーザーの SQLID、またはすべての認可者の場合は
ALL (すべて)
を指定します。 - Enter キーを押します。
- 「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルで、
特権取り消し処理が正常終了すると、FM/Db2 は、取り消しが正常に行われたことを示すメッセージを表示します。そうでない場合は、パネルが現れ、定様式の SQL 戻りコードが表示されます。
関連するタスク
関連する参照先