File Manager Service Provider for z/OS® Connect のインストール

Service Provider の機能は UNIX® システム・サービスに抽出された後、z/OS® Connect にインストールされ、ADFzCC server で構成されます。

File Manager Service Provider for z/OS® Connect の機能は、SFMNSAM1 データ・セットの FMNZCEE メンバーのバイナリー・アーカイブとして提供されます。

データ・ソースの汎用または固有マッピング

z/OS® Connect Enterprise Edition には、File Manager Service Provider を使用する API を作成するためのツールがあります。API 作成時に、サービス・アーカイブ (SAR ファイル) はターゲット・サービス・プロバイダーを識別する API に関連付けられます。

この目的のために、File Manager サービス・アーカイブ (fm*.sar) と File Manager z/OS Connect ビルド・ツールキット・プラグイン (com.hcl.zosconnect.buildtoolkit.filemanager.jar) が提供されています。

fmService.sar、fmIMSService.sar、および fmDB2Service.sar は、すぐに使用できる SAR ファイルで、API 作成時に z/OS® Connect API に関連付けることができます。定められた応答形式へのファイル・データの汎用マッピングを提供するため、すべてのデータ・ソースに対して形式は 1 つです。汎用マッピングを使用する場合、SAR ファイルを作成する必要はありません。

一方、データ・ソースに固有の応答マッピングを必要とする利用者は、独自の SAR ファイルを作成できます。独自の SAR ファイルを作成および管理するには、File Manager z/OS Connect ビルド・ツールキット・プラグインをインストールする必要があります。

固有または汎用どちらの応答マッピング方式を使用するか、そしてその結果、ビルド・ツールキット・プラグインまたは提供されている SAR ファイルのどちらをインストールする必要があるのか、あるいはその両方をインストールする必要があるのかを判断するには、「File Manager ユーザーズ・ガイドおよびリファレンス」の IBM Z データ・ソースにアクセスする方式 を参照してください。