システム名で WebSphere MQ 機能を使用不可にする

セキュリティー・サーバー RACF® 1.9 (またはそれ以降) あるいは同等のセキュリティー製品がある場合、以下の FACILITY クラス・プロファイルを使用して、File Manager の WebSphere MQ サポートを使用不可にできます。

FMNMQ.DISABLE.system_name

各部の意味は以下のとおりです。
system_name
IEASYMxx parmlib メンバーの SYSNAME パラメーターで指定された値。いずれのシステムの値も、File Manager 基本オプション・メニューまたは ISPF 基本オプション・パネル ISR@PRIM の「System ID (システム ID)」フィールドに表示されます。

プロファイルが定義済みであり、そのプロファイルに対する READ 以上のアクセス権限がユーザーにある場合、File Manager 内の WebSphere MQ 機能はすべて、そのユーザーに対しては使用不可になります。

例 1.システム FMPROD 上の全ユーザー (myuser を除く) を無効にするプロファイルを定義します。
RDEF FACILITY FMNMQ.DISABLE.FMPROD AUDIT(NONE) +
			UACC(READ) OWNER(ownerid)
PE FMNMQ.DISABLE.FMPROD +
			CLASS(FACILITY) ID(myuser) ACC(NONE)
例 2.システム FMPROD 上の全ユーザー (myuser を除く) を有効にするプロファイルを定義します。
RDEF FACILITY FMNMQ.DISABLE.FMPROD AUDIT(NONE) +
			UACC(NONE) OWNER(ownerid)
PE FMNMQ.DISABLE.FMPROD +
			CLASS(FACILITY) ID(myuser) ACC(READ)