チェックポイント頻度の設定

FM/IMS では、以下の 3 タイプのチェックポイント頻度カウンターが使用されます。

Edit Checkpoint Frequency (EDIT チェックポイント頻度)
AUTOSAVE がオンの場合、アクション・キー (例えば、Enter、F8 や F7 などのスクロール・キーなど) を押し、データの変更が要求されるたびに、FM/IMS はカウントを 1 ずつ増やします。カウンターの値が、「Edit Checkpoint Frequency (EDIT チェックポイント頻度)」フィールドに指定された数値と等しくなると、FM/IMS はデータをコミットし、チェックポイントを発行して、カウンターをリセットします。
Change All Checkpoint Frequency (CHANGE ALL チェックポイント頻度)
CHANGE ALL コマンドは 1 つのアクションで多数のセグメントに影響を及ぼす可能性があるため、 変更されるセグメント数は、別のカウンターに記録されます。AUTOSAVE がオンの場合、CHANGE ALL 操作時にセグメントが更新されるたびに、FM/IMS はカウントを 1 ずつ増やし、データをコミットして、「Change All Checkpoint Frequency (CHANGE ALL チェックポイント頻度)」フィールドに指定された数値とカウントが同じになったときに、チェックポイントを発行し、カウンターをリセットします。CHANGE ALL 操作中のどこかの時点でチェックポイントが発行された場合、 操作の終わりに最終チェックポイントが発行されるため、変更の中間点までロールバックすることはできません。
Batch Checkpoint Frequency (バッチ・チェックポイント頻度)
この値は、File Manager/IMS バッチ更新ジョブ実行中のチェックポイントの頻度を決定するために使用します。バッチ更新ジョブがセグメントを更新、削除、または挿入するたびに、FM/IMS は カウントを 1 ずつ増やし、「Batch Checkpoint Frequency (BATCH チェックポイント頻度)」フィールドに指定された数値とカウントが同じになったときにチェックポイントを発行します。

チェックポイント頻度を設定するには、以下のようにします。

  1. 「Primary Option Menu (基本オプション・メニュー)」から、オプション「0 Settings (0 設定)」を選択してから、オプション「6 Subsystem (6 サブシステム)」を選択します。「Subsystem Settings Menu (サブシステム設定メニュー)」が表示されます。このパネルで、DLI モード設定を変更する場合はオプション「4 DLI mode Options (4 DLI モード・オプション)」を選択し、BMP モード設定を変更する場合はオプション「6 BMP mode Options (6 BMP モード・オプション)」を選択します。次に、「Subsystem name (サブシステム名)」フィールドに、オプションを設定するサブシステムの ID を入力します。次に、Enter キーを押します。「DLI Mode Options (DLI モード・オプション)」パネル、または「BMP Mode Options (BMP モード・オプション)」パネルが表示されます。
  2. 「Checkpoint Frequency : Edit (チェックポイント頻度: EDIT)」フィールドに 1 から 99 までの範囲の値を入力します。実稼働環境では、チェックポイント頻度を 1 に設定するのが一般的です。

    この値は DLI モードで使用されます。この値は、ご使用のシステムで IMS サブシステムの自動保管設定値を変更できる場合に BMP モードでも使用されます。

  3. 「Checkpoint Frequency: CHANGE all (チェックポイント頻度: CHANGE ALL)」フィールドに 1 から 9,999 までの範囲の値を入力します。

    この値は DLI モードで使用されます。この値は、ご使用のシステムで IMS サブシステムの自動保管設定値を変更できる場合に BMP モードでも使用されます。

  4. 「Checkpoint Frequency: Batch (チェックポイント頻度: バッチ)」フィールドに 1 から 99,999 までの範囲の値を入力します。
  5. 「Exit」機能キー (F3) を押して、変更を保管し、「Subsystems Settings (サブシステム設定)」メニューに戻ります。