IEB REXX プロシージャー (バッチ編集)
バッチ編集によって実行される REXX プロシージャーは、IEB 関数を呼び出し、ビューを使用して、または使用せずに、データベースを処理します。
ビューを使用すると、FM/IMS による IMS データベースのナビゲーションを限定的に制御します。ビューで選択基準を指定することによって、FM/IMS は、指定された選択基準に一致する IMS セグメントのみを戻します。
ビューを使用する場合に利用可能な IEB 呼び出しは、以下のものです。
- DELIMS
- 現行 IMS セグメントを削除します。
- GETIMS
- 指定されたビューを使用して IMS セグメントを取り出します。
- ISRTIMS
- 現行 IMS セグメントの下にセグメントを挿入します。
- CHAR、HEX、SNGL、または TABL 形式で IMS セグメントを印刷します。
- REPLIMS
- 現行の IMS セグメント・データを置き換えます。
- SETRC
- IEB ジョブ・ステップの戻りコードを設定します。
- VIEWIMS
- REXX プロシージャーが IMS セグメントの取り出しに使用するビューを作成およびロードします。
- VIEWPOSN
- GETIMS 呼び出しを起動する前に、IMS セグメント上に位置づけます。これにより、IMS データベース内のあるポイントから、そのデータベースの処理を開始できます。
ビューを使用しない場合、GETIMS 呼び出しを使用して IMS データベースをナビゲートできます。この方式は、プログラム内での IMS 呼び出しの発行と同様です。以下を行うことができます。
- セグメントのキー値に基づいてセグメントを取り出します。
- セグメントの子を取り出します。
- セグメントの親、またはそのルート・セグメント上に位置づけます。
- WHERE 文節によって指定された基準を使用し、IMS セグメントを挿入または更新します。
ビューを使用しない場合に利用可能な IEB 呼び出しは、以下のものです。
- DELIMS
- 現行 IMS セグメント、または WHERE 文節で指定された IMS セグメントを削除します。
- GETIMS
- IMS セグメントを取り出します。
- ISRTIMS
- 現行 IMS セグメントの下、または WHERE 文節で指定された IMS セグメントの下にセグメントを挿入します。
- CHAR、HEX、SNGL、または TABL 形式で IMS セグメントを印刷します。
- REPLIMS
- 現行 IMS セグメント、または WHERE 文節で指定された IMS セグメントを置き換えます。
- SAVEIMS
- IMS データを保管します。この呼び出しを発行すると、IMS データベース内の位置が設定解除されます。データベース内の位置の再設定には、GETIMS 呼び出しが必要です。
- SETRC
- IEB ジョブ・ステップの戻りコードを設定します。
- VIEWIMS
- REXX プロシージャーが使用するビューを作成およびロードします。ビューを使用してデータベースを処理しない場合、FM/IMS は、ビューの IMS セグメント・レイアウトおよびフィールドを使用して以下を行います。
- SNGL または TABL 形式で印刷します。
- IMS セグメントの検索時に WHERE 文節でビューからのフィールドを指定する場合に、IMS SSA を生成します。
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