FMNIMSIN 制御ステートメント
FMNIMSIN 制御ステートメントを使用して、以下を指定します。
- バッチ・ブラウズを BMP 領域で実行するか、DLI 領域で実行するか。
- 静的 PSB を使用するか、あるいは FM/IMS が動的 PSB を生成して IMS データを表示するか。
- 実行される IBB REXX プロシージャーがインストリームか (PROC=*)、または FMNEXEC DD で指定されたライブラリーにあるか。
FMNIMSIN 内の各行は $$FILEM で始まり、最初の行には、FM/IMS によってバッチ・ブラウズが実行されることを指定するパラメーター IBB が含まれます。
$$FILEM IBB REGNTYPE=DLI,
$$FILEM PSBTYPE=DYNAMIC,
$$FILEM DBDDSN=FMN.IMS.IVP.DBDLIB,
. . .BMP parameters
DLI parameters
LOG parameters
DYNAMIC parameters
STATIC parameters
ここでは、VIEW、VIEWDD、VIEWDSN、VIEWMEM、および PROC パラメーターについて説明します。この構文図のその他のパラメーターはすべて、抽出 (IXB) 関数でも指定されます。これらの共通パラメーターについては、抽出 (IXB)を参照してください。
- VIEW
- オプション・パラメーター。バッチ・ブラウズがビューを使用するかどうかを指定します。
- N
- バッチ・ブラウズはビューを使用しません。
- Y
- バッチ・ブラウズはビューを使用します。Y を指定する場合は、以下の VIEWDD、VIEWDSN、および VIEWMEM の項目で示すように、 使用するビューを指定する必要があります。
- VIEWDD=ddname
- バッチ・ブラウズで使用するビューを含む順次データ・セットまたは PDS(E) およびメンバーの DD ステートメントを指定します。デフォルトは、VIEWDD です。
- VIEWDSN=viewdsn
- バッチ・ブラウズが使用するビューを含んでいるデータ・セットの名前。順次データ・セットまたは PDS(E) が指定できます。PDS(E) を指定した場合は、パラメーターでは括弧でメンバー名も含めることができます。
- VIEWMEM=viewmem
- VIEWDSN または VIEWDD パラメーターで PDS(E) を指定し、メンバーを指定しない場合は必須です。バッチ・ブラウズで使用するビューを含んでいる PDS(E) のメンバーを指定します。
- PROC=proc
- 必須パラメーター。有効な値は、以下のとおりです。
- PDS(E) メンバーの名前
- バッチ・ブラウズで使用する REXX プロシージャーが含まれている PDS(E) メンバーの名前。
このメンバーが含まれている PDS(E) を FMNEXEC DD ステートメントで指定します。バッチ編集の JCL にはこの DD ステートメントを含める必要があります。
- アスタリスク (*)
- REXX プロシージャーがインラインであることを示します。
プロシージャーは、FMNIMSIN 制御ステートメントの直後に続く SYSIN から読み取られます。インライン・プロシージャーは、1 から 2 桁目にスラッシュと正符号 (/+) が入っているレコードによって終了されます。