印刷 (IPR)

目的
IMS データベース内のすべてのセグメントか、または指定するビューによって選択されるセグメントのみを印刷します。CHAR、HEX、SNGL、または TABL 形式 (ISPF の下の FM/IMS エディターの表示形式と類似) でセグメントを印刷できます。
使用上の注意
FM/IMS によって生成される印刷 JCL のフローは、以下の通りです。
図 1. 印刷 (IPR) ステップのフロー

この図は印刷 (IPR) 関数の入出力を示しています。入力は FMN1JIN、FMNIMSIN、および IMS データベース・データ・セットです。出力は SYSPRINT および REPORT です。
FMN1JIN
FM/IMS スケルトン・ライブラリーを指します。この DD ステートメントは、HALDB データベースからデータを印刷するときにだけ使用されます。
FMNIMSIN
印刷の制御ステートメントが入っています。この制御ステートメントについては、以下で詳しく説明します。
IMS データベース・データ・セット
DLI モードでは、印刷される IMS データベースに関連付けられた各 IMS データベース・データ・セットの DD が FM/IMS に組み込まれます。データベースに論理関係がある場合は、論理的に関係があるデータベースのデータ・セットを組み込む必要があります。
SYSPRINT
以下の出力データ・セットを定義します。
  • 印刷で発行されたメッセージ。
  • 印刷された IMS セグメント。
REPORT
データベース印刷要約報告書とデータベース印刷統計報告書の出力データ・セットを定義します。