FM/IMS ロード・ステップの説明

FM/IMS ロード・ステップのフローは、以下の通りです。

1. ロード (ILB) ステップのフロー

この図はロード (ILB) 関数の入出力を示しています。入力は FMN1JIN、FMNIMSIN、LOAD です。出力は REPORT、SYSPRINT、IMS データベース・データ・セット、および IEFRDER (DLL) です。
FMN1JIN
FM/IMS スケルトン・ライブラリーを指します。この DD ステートメントは、HALDB データベースにデータをロードするときにだけ使用されます。
FMNIMSIN
ロードの制御ステートメントが入っています。この制御ステートメントについては、以下で詳しく説明します。
REPORT
データベース・ロード要約報告書の出力データ・セットを定義します。
IMS データベース・データ・セット
DLI モードでは、ロードされる IMS データベースに関連付けられた各 IMS データベース・データ・セットの DD が FM/IMS に組み込まれます。データベースに論理関係がある場合は、論理的に関係があるデータベースのデータ・セットを組み込む必要があります。
LOAD
関数によってロードされる IMS セグメントが含まれます。FM/IMS によって生成されたジョブでは、これは、ソート・ステップによって作成された一時データ・セットです。
SYSPRINT
以下の出力データ・セットを定義します。
  • ロードで発行されたメッセージ。
  • ロードできなかった IMS セグメントをリストするロード診断報告書。
IEFRDER
ロードが使用する IMS ログ・データ・セットを定義します。DLI モードで実行する場合にだけ必須です。