KEYLIST、KEYRANGE、および MAXROOTS パラメーターを指定するように JCL を変更

前の 3 つのサブセクションでは、「Extract」ダイアログを使用して IMS データベースからデータを抽出するジョブの JCL を生成する方法について説明しました。ただし、「Extract」ダイアログで生成されない、使用可能な 3 つのパラメーターがあります。

これらは KEYLIST、KEYRANGE、および MAXROOTS の各パラメーターです。

KEYLIST パラメーターは、抽出したいデータベース・レコードのルート・セグメント・キー値のリストを指定するために使用できます。このリストはもちろん、キー・ファイルでも指定できますが、このパラメーターはキー・リストを指定する別の方法を提供するものです。キー・ファイルとは異なりますが、KEYLIST パラメーターでも部分キーを指定できます。 ルート・キー値の長さがルート・セグメントのキー長より短い場合、関数はそれをキーの最初の部分と見なし、部分キー値に一致するルート・キー値を持つデータベース・レコードをすべて抽出します。

KEYRANGE パラメーターは、ルート・キー値の範囲の始まりと終わりを指定するために使用できます。関数は、指定された範囲内のルート・キー値を持つデータベース・レコードを抽出します。

MAXROOTS パラメーターは、関数によって抽出されるデータベース・レコード数を制限するために使用できます。このパラメーターを指定すると、関数は、抽出したデータベース・レコード数をカウントし、指定された限度に達すると終了します。

これらのパラメーターのコーディング方法については、抽出 (IXB)を参照してください。