無保護機能および保護機能用のプロファイル名

File Manager 無保護機能、FILEM.OTHER.ALL によって保護される File Manager 機能、および File Manager 機能とプロファイル名の相互参照に、File Manager 機能と、その説明および (適用可能な場合は) ISPF の下で使用できる同等の File Manager パネルを示します。

File Manager 無保護機能 には、RACF® または同等のセキュリティー製品によっては保護できない機能がリストされています。

しかし、これには例外があります。File Manager 無保護機能にリストされている一部の機能は、オプション SEC=YES が FMN0POPT に指定されている場合に、機能クラス FILEM.BASE.UPDATE によって File Manager Base function で保護できます。これらの機能は、File Manager 無保護機能 の 4 列目に ✓ を付けて示しています。

同様に、これらの機能を含むいくつかの機能は、SEC=YES が FM/CICS に指定されていると、機能クラス FILEM.CICS.UPDATE によって FMN3POPT で保護できます。CICS® 機能の保護の詳細については、FM/CICS で更新機能を保護するためのカスタマイズを参照してください。

FILEM.FUNCTION.function_code の通常のセキュリティー検査は、FMN0POPT、FMN2POPT、または FMN3POPT に SEC=YES が指定されていた場合、これらの機能が対象となります。

にリストされていない機能は保護された機能であり、File Manager 機能とプロファイル名の相互参照 には、特定の機能を保護するために FACILITY クラスで使用されるプロファイル名が示されています。

にリストされていないすべての保護機能は、FILEM.OTHER.ALL プロファイルによって保護されます。

特に、FILEM.OTHER.ALL によって保護される File Manager 機能にリストされた File Manager の機能は、File Manager の納入時点では、デフォルトで保護されています。これらはプロファイル「FILEM.OTHER.ALL」によって保護されていて、これらの機能を使用する場合は、最初に、プロファイル「FILEM.OTHER.ALL」を RACF® または同等のセキュリティー製品に対して定義することにより、これらの機能へのアクセス権をユーザーに付与する必要があります。

File Manager プロファイルおよびそれらのセキュリティー製品への定義については、RACF または同等のセキュリティー製品を使用したセキュリティー環境のセットアップを参照してください。特に、IBM 以外のセキュリティー製品を使用すると、SAF を使用した File Manager 機能へのアクセスの制御に示す警告が表示されます。