リアルタイム SNAP 分析

Fault Analyzer が起動される方法を除いて、Fault Analyzer リアルタイム異常終了分析プロセスとリアルタイム SNAP 分析プロセスには、基本的に違いはありません。

プログラム SNAP インターフェースにより、必要に応じて適切な呼び出しを組み込むことにより、アプリケーション・プログラムが Fault Analyzer を起動できるようになります。この方法で、アプリケーション・プログラマーは、アプリケーションが異常終了しない状況で、現行の環境の分析を取得できます。Fault Analyzer の呼び出しは、アプリケーション・プログラムを中断せず行われるため、アプリケーション・プログラムは、分析後も引き続き実行できます。

リアルタイム SNAP 分析 は、リアルタイム SNAP 分析プロセスを図示しています。
1. リアルタイム SNAP 分析

SNAP プロセスを示す図 faoug005: ユーザー・アプリケーションが IDISNAP 呼び出しを行うと、IDISNAP 呼び出しインターフェースが表示されます。IDISNAP インターフェースはその後メインの分析モジュールを起動します。モジュールはリアルタイム分析レポートを JES スプールに書き込み、syslog にメッセージを送出して、ヒストリー・ファイルに障害項目を作成します。