データ域の表示

対話式再分析レポート内からアドレス・ポイント・アンド・シュート・フィールドを選択すると、通常は、結果として、使用可能なストレージがすべて表示されますが、選択されるアドレスのオフセットは 0 となります。 ただし、場合によっては、アドレスが所定の長さのデータ域に関連付けられていれば、結果の画面には最初に暗黙の長さのストレージのみが表示され、その前後にあるストレージはすべて「suppressed」として表示されます。この例はサンプル「Dump Storage」抑止画面 に示されています。

1. サンプル「Dump Storage」抑止画面
  File  View  Services  Help
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Dump Storage                                                 17C01380-17C013D7
Command ===> ________________________________________________ Scroll ===> CSR 
ShowAll - JOBNAME: IDCB0070  SYSTEM ABEND: 0CB            FAE1 2019/01/19

Address  Offset     Hex                                 EBCDIC /  ASCII     
         Address range 00000000-0001A01F suppressed
         PCB #1 - Start
0001A020            00400038 00010018 40404040 00000000 *. ......    ....*
0001A030       +10  008A1054 00000000 12A74084 C9D6D7C3 *.........x dIOPC*
0001A040       +20  C2404040 00000000 00000000 00000000 *B   ............*
0001A050       +30  00000000 0001A020                   *........        *
         Event 5 Program IDCB0070 BLL=00001
0001A058       +38                    40404040 40404040 *                *
0001A060       +40  10004040 0000000F 0000000F 00000000 *..  ............*
0001A070       +50  00000000 00000000 C4C6C8E2 C1D4F2F5 *........DFHSAM25*
0001A080       +60  40404040 40404040 00000000          *        ....    *
         PCB #1 - End
         Address range 0001A08C-FFFFFFFF_FFFFFFFF suppressed

使用可能なすべてのストレージを参照するには、画面タイトルにある「ShowAll」ポイント・アンド・シュート・フィールドにカーソルを置いて Enter を押します。

または、任意の 16 進アドレス・ポイント・アンド・シュート・フィールドを選択しても、使用可能なストレージがすべて表示されます。

「ShowAll」の方式が使用された場合は、PF3 を押して元のアドレス・ポイント・アンド・シュート・フィールドを再選択する方法以外では、前後のストレージを再び抑止することはできません。

一方、任意の 16 進アドレス・ポイント・アンド・シュート・フィールドを選択する方式が使用された場合、アドレスは通常どおり「ダンプ・ストレージ」画面にスタックされるため、元のアドレスが再び表示されるまで PF10 を押せば、前後のストレージは再び抑止されます。この方式は、10 個を超える後続のアドレスが選択された場合を除いて使用可能です。