関連したストレージ域の表示

対話式レポートでは、使用するプログラム言語に応じて、詳細イベント画面に 関連したストレージ域 リンクが表示されます。このリンクを選択するときに表示される内容は、プログラム言語に応じて、およびプログラム用に Fault Analyzer がコンパイラー・リストまたはサイド・ファイルを使用可能であるかどうかに応じて異なります。
  • コンパイラー・リストもサイド・ファイルもない COBOL プログラムの場合、TGT およびベース・ロケーターが 16 進ダンプ・フォーマットで表示されます。
  • コンパイラー・リストまたはサイド・ファイルが提供されている COBOL プログラムの場合、すべてのフィールドのソース宣言が、現行の内容とともに提示されます。
Associated Storage Areas 画面の例 では、ソース・リストが提供されている COBOL プログラムの Associated Storage Areas 画面の例を示しています。
1. Associated Storage Areas 画面の例
  File  View  Services  Help
───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────
Associated Storage Areas                                       Line 1 Col 1 80
Command ===> ________________________________________________ Scroll ===> CSR 
JOBNAME: COBLVL88  SYSTEM ABEND: 0CB            FAE1      2019/06/24  14:22:45

Task Global Table (TGT) at address 17096448 for length 344

WORKING-STORAGE SECTION
     - Collapse hex   - Collapse level 88
 Off Hex Value                           Data Value         Source (Starting a
BLW=0000 at address 170BA0D0
   0 E6D6D9D2 C9D5C760 E2E3D6D9 C1C7C540 *WORKING-STORAGE *  01  FILLER
  10 40404040                            *                *
Suppressed Copybook
 2E8 00000000                            *....            *  01  FIELD-1
 2F0 00000000                            0                   01  FIELD-2
 2F8 00000000 0000                       *......          *  01  FIELD-3
                                                             01  TABLE-4.
                                                                 03  TABLE-8 O
                                                                  04  TABLE-8A
 300 426F1C29                            1.111100e+02              05 ELEMENT-
 304 00000000                            *....            *        05 ELEMENT-
                                                                      88 JACK
                                                                      88 JILL
                                                                      ELEMENT-
 314 00000000                            *....            *        05 ELEMENT-

表示された情報をスクロールダウンすると、現行のプログラムに応じて、「Linkage Section」情報、「File Section」情報なども表示されます。

対話式再分析レポートに固有の、次のようないくつかの機能があります。

  • 16 進値列を非表示にする機能。
  • レベル 88 の項目を省略する機能。
  • すべての COBOL ベース・ロケーターを表示する機能。

これらについては、この後のトピックで説明します。