セキュリティー出口のタイプ
このトピックでは、各セキュリティー出口タイプを使用できる対象を説明します。
監査証跡出口 - タイプ A
監査証跡出口は以下の目的で使用できます。
- 任意のデータベースまたはデータベースのグループ、あるいは任意のユーザーまたはユーザーのグループの、監査証跡を必ず作成します。
- FM/IMS によって構成されている標準監査証跡データ・セット名をオーバーライドします。
- 監査証跡データ・セットを使用する代わりに、監査証跡のためにシステム管理機能 (SMF) レコードを必ず使用します。SMF の記録方式を使用したい場合は、使用する SMF レコード ID が、オプション・マクロ (FMN1POPT) 中に指定されていなければなりません。
- この出口は、編集機能に対してのみ呼び出されます。
データベース・データ・セット割り振り出口 - タイプ D
データベース・データ・セット割り振り出口は、機能が DLI モードで実行されているときに呼び出されます。例えば、これは以下の目的で使用できます。
- データベース・データ・セットへのアクセスを制御します。
- IMS™ データ共用がインストール時に使用されている場合には、データベースの編集中に、データベース・データ・セット割り振り状況を OLD から SHR にオーバーライドします。
IMS™ 初期化出口 - タイプ I
IMS™ 初期化出口は、以下のために使用することができます。
- データベースへのアクセスを制御します。
- IMS™ ログ・データ・セットに入力された値の妥当性を検査します。入力された値を受け入れる、オーバーライドする、あるいは許可しない、のいずれかを行うことができます。
- 標準 FM/IMS ログ・データ・セット命名規則をオーバーライドします。
- プロファイル・オプション MAXGN をオーバーライドします。
IMS™ 終了出口 - タイプ T
IMS™ 終了出口はログ・データ・セットの IMS 後処理を実行するために使用できます。この出口タイプにはパラメーターはなく、終了処理用のユーザー所有の REXX コードを追加できるポイントとして提供されています。