更新機能または読み取り専用機能による個別の IMS サブシステムへのアクセスの制御

保護された FM/IMS 機能 に示す更新機能による個別の IMS サブシステムへのアクセスは、プロファイル FILEM.IMS.UPDATE.ssid で保護されます。ここで、ssid は IMS サブシステム ID です。保護された FM/IMS 機能 に示す読み取り専用機能による個別の IMS サブシステムへのアクセスは、プロファイル FILEM.IMS.RDONLY.ssid で保護されます。ここで、ssid は IMS サブシステム ID です。

保護された FM/IMS 機能 で示す更新機能または読み取り専用機能による個別の IMS サブシステムへの一部またはすべてのユーザー・アクセスを認可または拒否する場合は、前述のプロファイルを定義する必要があります。

以下の RACF® コマンドを入力して、これらのプロファイルを FACILITY クラスに定義します。
RDEFINE FACILITY FILEM.IMS.UPDATE.ssid UACC(READ or NONE)
RDEFINE FACILITY FILEM.IMS.RDONLY.ssid UACC(READ or NONE)

以下を指定します。

  • UACC(READ)。ユーザーまたはグループが特にアクセスを拒否されていない限り、ユーザーまたはグループによるこれらのリソースへのアクセスを認可する場合。
  • UACC(NONE)。ユーザーまたはグループが特にアクセスを認可されていない限り、ユーザーまたはグループによるこれらのリソースへのアクセスを拒否する場合。

で説明する FILEM.IMS.UPDATE および FILEM.IMS.RDONLY プロファイルの場合と同じように、PERMIT コマンドを使用して、これらのリソースへのユーザーおよびグループのアクセスを認可または拒否します。