更新機能および読み取り専用機能へのアクセスの制御
の更新機能は、プロファイル FILEM.IMS.UPDATE によって保護されます。このテーブルの読み取り専用機能は、プロファイル FILEM.IMS.RDONLY によって保護されます。少なくとも、このプロファイルを定義して、このプロファイルへのユーザー・アクセスを認可または拒否する必要があります。
以下の RACF® コマンドを入力して、これらのプロファイルを FACILITY クラスに定義します。
RDEFINE FACILITY FILEM.IMS.UPDATE UACC(READ or NONE)
RDEFINE FACILITY FILEM.IMS.RDONLY UACC(READ or NONE)
以下を指定します。- UACC(READ)。ユーザーまたはグループが特にアクセスを拒否されていない限り、ユーザーまたはグループによるこれらのリソースへのアクセスを認可する場合。
- UACC(NONE)。ユーザーまたはグループが特にアクセスを認可されていない限り、ユーザーまたはグループによるこれらのリソースへのアクセスを拒否する場合。
以下については、次のことを前提とします。
- FILEM.IMS.UPDATE プロファイルの RDEFINE で UACC(NONE) を指定している。したがって、ユーザーおよびグループは、特にアクセスを認可されていない限り、更新機能へのアクセスは拒否されます。
- FILEM.IMS.RDONLY プロファイルの RDEFINE で UACC(READ) を指定している。したがって、ユーザーおよびグループは、特にアクセスを拒否されていない限り、読み取り専用機能のアクセスは認可されます。
更新機能へのユーザー (ユーザー ID は userid) またはグループ (グループ ID は groupid) のアクセスを認可するには、以下のいずれかの RACF® コマンドを入力します。
PERMIT FILEM.IMS.UPDATE CLASS(FACILITY) ID(userid) ACCESS(READ)
PERMIT FILEM.IMS.UPDATE CLASS(FACILITY) ID(groupid) ACCESS(READ)
読み取り専用機能へのユーザー (ユーザー ID は userid) またはグループ (グループ ID は groupid) のアクセスを拒否するには、以下のいずれかの RACF® コマンドを入力します。
PERMIT FILEM.IMS.RDONLY CLASS(FACILITY) ID(userid) ACCESS(NONE)
PERMIT FILEM.IMS.RDONLY CLASS(FACILITY) ID(groupid) ACCESS(NONE)