オプション「5 View update (ビューの更新)」を使用してフォアグラウンドまたはバッチ・ジョブで 1 つ以上のビューを更新
View Update Utility (ビューの更新ユーティリティー) を使用すると、フォアグラウンドまたはバッチで 1 つ以上のビューを更新することができます。処理するビューは、次の基準の一方または両方でフィルターできます。
- ビュー名パターン (1 つの完全なビュー名を入力すると、その 1 つのビューのみが処理されます)。
- 最大 4 つのテンプレート名またはパターン。
拡張メンバー選択オプションの使用も選択可能です。それにより、以下の 1 つ以上を使用して選択またはフィルターが可能になります。
- 名前範囲でのビューの選択
- ビューを更新したユーザー ID (あるいはパターンまたは範囲) によるフィルター
- 作成日 (あるいはパターンまたは範囲) によるフィルター
- 変更日 (あるいはパターンまたは範囲) によるフィルター
オプション 5 を使用してフォアグラウンドまたはバッチ・ジョブで 1 つ以上のビューを更新するには:
- 「Primary Option menu (基本オプション・メニュー)」からオプション「4 Templates (テンプレート)」を選択し、「Template/View/Criteria Set (テンプレート/ビュー/基準セット)」メニューを表示します。
- オプション「5 View update (5 ビューの更新)」を選択し、「View Update Utility (ビューの更新ユーティリティー)」パネルを表示します。
- 「View Update Utility (ビューの更新ユーティリティー)」パネルで、更新するビューを選択するための詳細を入力します。
- 「View (ビュー)」の「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、データ・セット (必ず、区分) を特定する完全修飾データ・セット名または総称データ・セット名を指定します。
- 「View (ビュー)」の「Member (メンバー)」フィールドに、 ビュー名またはビュー名パターンを指定できます。
- 「Template filter (テンプレート・フィルター)」フィールドに、フィルターとして使用する最大 4 つのメンバー名またはパターンを指定することができます。これにより、それらのテンプレート、またはメンバー・パターンに一致するテンプレートを参照するビューのみが処理用に選択されるようになります。
- 「Output Template (出力テンプレート)」の「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、更新されたテンプレートが保管される出力データ・セットを特定する完全修飾データ・セット名または総称データ・セット名を指定できます。このフィールドをブランクのままにすると、入力データ・セットで更新が行われます。
- 「Output View (出力ビュー)」の「Member mask (メンバー・マスク)」フィールドに、 更新されたテンプレートを代わりの新しい名前で保管するための名前変更マスクを指定できます。
- 「Template (テンプレート)」の「Data set name (データ・セット名)」フィールドに、データ・セット (必ず区分化されたもの) を特定する完全修飾データ・セット名または総称データ・セット名を指定します。
- 処理オプションを選択します。
- Batch execution (バッチ実行): バッチでこの機能を実行します。
- Replace member (メンバーの置換): 出力区分データ・セットの同名メンバーを置換します。
- Advanced member selection (拡張メンバー選択): 特定メンバー名または総称メンバー名ではなく、選択するメンバーの範囲を指定します。
- Specify template data sets (テンプレート・データ・セットの指定): ビューで参照されるテンプレート・データ・セット名を、このテンプレート・データ・セットで更新します。このオプションを選択しないと、ユーティリティーは、ビューで参照されるテンプレート・データ・セットを使用します。
- Skip member list (メンバー・リストのスキップ): メンバー選択リストを表示せずに実行します。このオプションを使用すると、メンバー・リスト・パネルを表示せずに、該当の全メンバーを処理します。指定されたパラメーターからエラー (重複した出力名など) が発生した場合は、そのエラーが強調表示されてメンバー・リスト・パネルが表示されます。
- Check mode - no update (検査モード - 更新なし): 結果として生成されるメンバーを保管せずに、この機能を実行します。
- Forced update (強制更新): 変更が検出されない場合でも更新を実行する場合。
- Enter キーを押します。
最初に、総称として指定されたすべてのデータ・セットが検索されます。必要なデータ・セットの選択が必要です。その後、選択されたオプションに従って、次のパネルが表示されます。
- 「Advanced member selection (拡張メンバー選択)」が選択された場合、 「Advanced Member Selection (拡張メンバー選択)」パネルが表示されます。ここで、ビュー名パターン、またはビュー名の範囲、および更新ユーザー ID (あるいはパターンまたは範囲)、 作成日 (あるいはパターンまたは範囲)、変更日 (あるいはパターンまたは範囲) を組み合わせて指定できます。
- Enter キーを押します。
「Skip member list (メンバー・リストのスキップ)」を選択していない場合には、「View Member Selection (ビュー・メンバー選択)」パネルが表示されます。F11 (Right) を押すと右へスクロールして「Description (記述)」列を表示し、F10 (Left) を押すと元の表示に戻ります。
- 接頭部域 (Sel) に、次の任意の接頭部コマンドを入力し、 Enter キーを押して関連付けられたアクションを実行します。
- B
- ISPF の「Browse (ブラウズ)」パネル (File Manager の「Browse (ブラウズ)」パネルではありません) を使用してメンバーが表示されます。
- E
- 「Segment Selection (セグメント選択)」パネルにメンバーが表示されます。
- V
- ISPF の「View (ビュー)」パネルを使用してメンバーが表示されます。
- S
- 処理するメンバーを 1 つ以上選択します。
ヒント: 基本コマンドSELECT *を入力して、表示されている全メンバーを選択します。Enter キーを押して、選択したビューをすべて処理します。
- 「Batch execution (バッチ実行)」が選択された場合、JCL が生成されます。それ以外の場合は、指示された処理が実行され、実行されたアクションの結果を通知するメッセージが表示されます。いずれかの更新が失敗した場合は、エラー・メッセージが表示され、各メンバーの状況が「Prompt (プロンプト)」フィールドに表示されます。
「View Update Utility (ビューの更新ユーティリティー)」パネルに戻ると、 以下のような要約メッセージが表示されます。
4 members read 2 Updated 1 Not changed 0 Not replaced 1 Errors
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