個々のセグメント内のデータの変更

編集内容を変更できる機能は、DBD に指定されているデータベースの挿入および削除の論理規則によって制御されます。静的 PSB を使用すると、セグメントへのアクセス機能およびセグメント の変更機能も制限されることがあります。

一般的な規則として、キー・フィールドのデータは変更できません。インストール時のデフォルト・カラーを変更していない場合は、キー・フィールドが白い文字のテキストで表示され、 編集可能フィールドは緑色のテキストで表示されます。

個々のセグメントのデータを変更するには、次のようにします。

  1. 「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルから X 接頭部コマンドを使用して、 「IMS Data (IMS データ)」パネルに表示するセグメントのタイプを選択します。
  2. 現行の定様式セグメント・タイプにするセグメント・タイプの「Cmd」フィールドに S と入力し、Enter キーを押します。
  3. 「IMS Data (IMS データ)」パネルで、変更するセグメントをスクロールして表示し、 テキストの編集を開始する位置にカーソルを移動します。

    これは、マウスまたは矢印キーを使用するか、LOCATE コマンドまたは FIND コマンドを使用して行うことができます。

  4. 既存のテキストを変更内容で上書きするか、文字を挿入または削除します。
  5. [Enter] を押します。変更内容がデータベースの規則に違反する場合は、この時点でメッセージが表示されるので、 データベースの規則に適合するまで変更内容を修正する必要があります。
  6. 変更するセグメントごとにステップ 3 から 5 を繰り返します。
  7. 変更をコミットする準備ができたら、SAVE 基本コマンドを入力します。

    変更した内容は、「IMS Data (IMS データ)」パネル または「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルで SAVE コマンドが 出されるまで、「Database Positioning (データベース位置決め)」パネルを EXIT するまで、 あるいは次の自動チェックポイントが出されるまで (AUTOSAVE がオンになっている場合)、 データベースにコミットされません。

注: キーボードの中には、Enter の機能が右側の Ctrl キーに割り当てられているものもあります (これらのキーボードの Enter キーは Return キーとして機能します)。

File Manager/IMS の編集セッションで入力を行う場合、デフォルトのキーボード動作は、 既存のテキストの上書きになります。Insert キーを押すことにより、この動作をテキストの挿入に変更できます。文字は Delete キーまたは Backspace キーを使用して削除できます。CHAR、HEX、または LHEX 表示形式で挿入または削除を使用する場合は、 挿入された文字により、その右側に続く文字が「押されて」、 フィールドの開始桁に収まりきらなくなるため、注意が必要です。これは、ビューで作業する場合には問題とはなりませんが、 ビューがフィールドの形式設定に使用されていない場合は、これが原因でデータが壊れる可能性があります。