「Manage Db2® Privileges (特権の管理)」パネルの使用
「Manage Db2® Privileges (Db2 特権の管理)」パネルは、次の 2 つのセクションから構成されています。
- Object Identification Criteria (オブジェクト識別基準)
- パネルのこのセクションを使用して、オブジェクト識別基準を指定し、リストするオブジェクトを識別します。FM/Db2 は、この基準によって制限された、特権が存在するすべてのオブジェクトをリストします。このセクションでの入力は、指定する「Object Type (オブジェクト・タイプ)」によって決まります。
- 位置
- リストするオブジェクトが現在場所にある場合には、このフィールドはブランクのままにしてください。そうでない場合には、リモート位置の絶対パス名、使用可能なすべてのリモート位置を表示するためのアスタリスク (*)、あるいはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。アスタリスクを単独またはパターンで指定すると、FM/Db2 はその入力仕様と一致した位置を示す選択リストを表示します。
希望する位置を選択するには、必要な項目に対して「
S
」を入力して Enter キーを押します。注: 特権を示している (コマンド行がブランク) 場合のみ、位置を指定できます。 - 所有者
- 所有者に関係なくオブジェクトを選択するには、このフィールドをブランクのままにしてください。そうでない場合には、オブジェクトのリストを所有者によって制限するために、所有者のフルネーム、またはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。この入力フィールドがブランク以外の場合には、FM/Db2 はリストされるオブジェクトをユーザーが指定した所有者選択基準と一致するオブジェクトだけに制限します。注: 表または列オブジェクト・タイプの所有者のみ指定できます。
- 名前
- 名前に関係なくオブジェクトを選択するには、このフィールドをブランクのままにしてください。そうでない場合には、オブジェクトのリストを名前によって制限するために、オブジェクトの絶対パス名、またはワイルドカード文字を使用したパターンを入力してください。この入力フィールドがブランク以外の場合には、FM/Db2 はリストされるオブジェクトをユーザーが指定した名前選択基準と一致するオブジェクトだけに制限します。
- 対象
- これは、オプション・フィールドで、以下のオブジェクト・タイプを修飾するために使用できます。
オブジェクト・タイプ 以下を指定することによって修飾 Table space データベースの名前 列 テーブルの名前 パッケージ コレクションの名前 Distinct type (特殊タイプ) スキーマの名前 関数 スキーマの名前 Stored procedure (ストアード・プロシージャー) スキーマの名前
- オブジェクト・タイプ
- このセクションを使用して、特権操作の実行対象となる Db2® オブジェクトのタイプを識別します。Db2® 特権の管理に使用できる機能が 特権機能 に示されています。
必要なオブジェクト・タイプを選択するには、「Object Type (オブジェクト・タイプ)」選択フィールドに該当する番号を入力します。デフォルト値は 3 (「table」(表)) です。
以下のように、コマンド行に入力するものによって (入力するものがある場合)、特権を表示するか、認可するか、あるいは取り消すかを選択します。
- Display privileges (特権の表示)
- この処理オプションを選択するには、コマンド行をブランクのままにしておきます。
- Grant privileges (特権の認可)
- この処理オプションを選択するには、コマンド行に「
G
」を入力します。 - Revoke privileges (特権の取り消し)
- この処理オプションを選択するには、コマンド行に「
R
」を入力します。
注: 既存の特権を変更するには、以下を行う必要があります。
- 既存の特権を取り消す。
- 新しい特権を認可する。
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