Db2® オブジェクト名 の指定

Db2® オブジェクト名を必要とするこれらのバッチ関数では、Db2® オブジェクトを指定する適切なキーワードを FM/Db2 が自動的に決定します。入力 Db2® オブジェクトでは、OBJIN、または OBJILOCN (場所)、OBJIOWNR (所有者)、OBJINAME (名前) です。出力 Db2® オブジェクトでは、OBJOUT、または OBJOLOCN (場所)、OBJOOWNR (所有者)、OBJONAME (名前) です。OBJIN/OBJOUT 値が単一行に収まらない場合、または所有者または名前の値に特殊文字 (英小文字など) が含まれている場合には、後者の値が使用されます。ここで、特殊文字とは、大文字の A から Z、数字の 0 から 9、各国語用の英字拡張として予約されている 3 文字 (@#$)、下線文字 (_) 以外のすべての文字です。

所有者または名前の値が 2 行以上に分割される場合は、File Manager バッチ・パラメーターの継続規則に従ってください。完全な説明については、「File Manager ユーザーズ・ガイド」を参照してください。簡単にまとめると、値の各部分をアポストロフィで囲み、各行の末尾にコンマを付けます。2 行目以降には、$$FILEM の後にスペースを入れ、その後にパラメーター値の次の部分をアポストロフィで囲んで含めます。所有者または名前の値に特殊文字が含まれている場合、FM/Db2 は、パラメーター値の固有の 2 文字の区切り文字を自動的に決定します。デフォルトは \$ で、所有者または名前に \$ が使用されている場合は、別の区切り文字を使用します。2 文字の区切り文字は、所有者または名前の値の先頭と末尾に使用されます。所有者または名前の値が 2 行以上にまたがる場合、2 文字の区切り文字は各行の先頭と末尾に使用されます。また、File Manager バッチ・パラメーターの継続規則に準拠するために、パラメーター値の各部分の先頭と末尾にアポストロフィが使用されます。独自のバッチ制御ステートメントをコーディングし、所有者または名前の値が 2 行以上にまたがる場合は、名前の各部分を個別に指定します。OBJIN/OBJOUT は使用しないでください。所有者または名前の値に特殊文字が含まれている場合は、2 文字の区切り文字をパラメーター値 (または、部分的なパラメーター値) の先頭と末尾に指定する必要があります。所有者または名前の値の中に区切り文字を入れてはいけません。また、区切り文字の最初の文字は、アポストロフィおよび引用符文字以外の特殊文字にする必要があります。2 文字の区切り文字を所有者または名前の値に使用する場合は、所有者または名前を正確に指定します。二重のアポストロフィまたは引用符文字を使用したり、スペースを省略したりしないでください。