LIST


1 LIST=
2.1! ALL
2.1 ACTIVE
2.1?  (
2.2.1+ ,
2.2.1 GROUP? (
2.2.2.1+ ,
2.2.2.1 Active
2.2.2.1 Inactive
2.2.2.1 Unavail
2.2.1 )
2.2.1 SUBSYS? (
2.2.2.1+ ,
2.2.2.1 Active
2.2.2.1 Inactive
2.2.2.1 Unavail
2.2.1 )
2.1 )
LIST
どの項目をサブシステム選択リストに表示するかを制御します。FM/Db2 は、サブシステム選択リストを準備するとき、オペレーティング・システムのサブシステム・ベクトル・テーブルをスキャンします。検出されたすべての Db2® システムは、サブシステム選択リストに取り込むのに適格であるとみなされます。Db2® システムは、z/OS® に対して定義されていない場合、たとえそのシステム用の FMN2SSDM マクロ項目が存在しても、サブシステム・ベクトル・テーブルに表示されず、したがって FM/Db2 サブシステム選択リストにも表示されません
ALL
FMN2SSDM マクロの DISPLAY=HIDDEN で指定された項目を除き、FMN2SSDM マクロの中に定義されている適格な (上記を参照) すべてのサブシステムおよびグループ ID が、サブシステム選択リストに表示されます。デフォルトは LIST=ALL です。
ACTIVE
サブシステム選択リストをアクティブの Db2® サブシステムとデータ共用グループ (ローカル z/OS® システム上) に制限します。
GROUP
Db2® グループ項目をリストします。GROUP オプションにパラメーターを何も指定しないと、状況が Active (アクティブ)、Inactive (非アクティブ)、および Unavailable (使用不可) のすべてのグループ項目がリストされます。特定の状況のグループを選択するには、GROUP オプションに 1 つ以上のパラメーターを指定します。Active、Inactive、および Unavailable は、任意に組み合わせて指定できます。複数のパラメーターを指定する場合は、パラメーターをコンマで区切ります。パラメーターは、それぞれ A、I、U と短縮しても構いません。

SUBSYS が指定されて、GROUP が指定されない場合、Db2® データ共用グループ項目はサブシステム選択リストに表示されません。

SUBSYS
Db2® サブシステム項目をリストします。SUBSYS オプションにパラメーターを何も指定しないと、状況が Active (アクティブ)、Inactive (非アクティブ)、および Unavailable (使用不可) のすべてのサブシステム項目がリストされます。特定の状況のサブシステムを選択するには、SUBSYS オプションに 1 つ以上のパラメーターを指定します。Active、Inactive、および Unavailable は、任意に組み合わせて指定できます。複数のパラメーターを指定する場合は、パラメーターをコンマで区切ります。パラメーターは、それぞれ A、I、U と短縮しても構いません。

GROUP が指定されて、SUBSYS が指定されない場合、Db2® サブシステムはサブシステム選択リストに表示されません。

いくつかの説明事項

FM/Db2 サブシステム選択リストに項目が表示される理由を理解するのに役立つように、以下の情報が提供されています。メンバー IEFSSNxx 内の項目を変更する必要はありません。

Db2® システムは、SYS1.PARMLIB 内のメンバー IEFSSNxx の項目を使用して z/OS® に対して定義されます。以下に 3 つの例を示します。
SUBSYS SUBNAME(DFB2) INITRTN(DSN3INI) INITPARM('DSN3EPX,-DFB2,S')      ◄1
SUBSYS SUBNAME(DFA2) INITRTN(DSN3INI) INITPARM('DSN3EPX,-DFA2,S,DFA2') ◄2
SUBSYS SUBNAME(DFS2) INITRTN(DSN3INI) INITPARM('DSN3EPX,-DFS2,S,DFG2') ◄3

1 は、Db2® データ共用グループの一部ではない Db2® サブシステム DFB2 を定義しています。

2 は、Db2® データ共用グループの一部でもある Db2® サブシステム DFA2 を定義しています。そのデータ共用グループも DFA2 と呼ばれています。

3 は、Db2® データ共用グループの一部でもある Db2® サブシステム DFS2 を定義しています。そのデータ共用グループ名は DFG2 です。

1 は、FM/Db2 サブシステム選択リスト上に単一の項目を生成します。対応する FMN2SSDM マクロ項目では、次のように指定します。
FMN2SSDM  SSID=DFB2,TYPE=SUBSYS, ...
2 および 3 はそれぞれ、FM/Db2 サブシステム選択リストに 2 つの項目を生成します。2 の場合、対応する FMN2SSDM マクロ項目は以下のとおりです。
FMN2SSDM  SSID=DFA2,TYPE=SUBSYS, ...
FMN2SSDM  SSID=DFA2,TYPE=GROUP, ...
3 の場合、必要な FMN2SSDM マクロ項目は以下のとおりです。
FMN2SSDM  SSID=DFS2,TYPE=SUBSYS, ...
FMN2SSDM  SSID=DFG2,TYPE=GROUP, ...

Db2® システム DFA2 がアクティブの場合、Db2® グループ DFA2 もアクティブであることに注意してください。同様に、Db2® システム DFS2 がアクティブの場合、Db2® グループ DFG2 もアクティブです。これは、Db2® データ共用グループ DFA2 および DFG2 のインプリメントが完了しているかどうかに関係なく発生します。z/OS から見れば、Db2® データ共用グループ DFA2 と DFG2 を定義するために必要なのは、IEFSSNxx 内の定義 23 だけです。

Db2® サブシステムと Db2® グループの名前が同じ状況 (例えば 2) では、対応する FMN2SSDM マクロ定義で DISPLAY=HIDDEN を使用して、一方の項目を隠すことができます。また、SUBSYS オプションか GROUP オプションを使用して、それぞれサブシステムかグループだけを表示することもできます (ただし、後者の方法はすべてのサブシステムまたはグループに適用されます)。

例えば、グループ DFA2 を表示し、サブシステム DFA2 を表示しない場合、FMN2SSDM マクロ項目は以下のようになります。
FMN2SSDM SSID=DFS2,TYPE=SUBSYS,DISPLAY=HIDDEN
FMN2SSDM SSID=DFG2,TYPE=GROUP, ...