ライブラリーの妥当性検査
関数「ライブラリーの妥当性検査」の目的は、ライブラリーが出口によってサポート可能かどうかを示す戻りコードを返すことです。
主な戻りコード:
- 0
- ライブラリーはこの出口によってサポートされています。
- 120
- ライブラリーはサポートされていません。File Manager は他のアクセス方式を使用して、ライブラリー内のデータを読み取ろうと試みます。
- (その他)
- なんらかのエラーが発生しました。
サンプル COBOL 出口は、$$FMN$$ というメンバーを含んでいるかどうかを検査することで、PDS を妥当性検査します。$$FMN$$ が存在する場合、出口は rc=0 を戻します。存在しない場合は、rc=120 を戻します。
サンプル・コードではパフォーマンスが強化されています。既にライブラリーが妥当性検査済みであれば、妥当性検査は繰り返されません。これは、前の戻りコードが 0 または 120 の場合のみ、安全に実行することが可能です。その他の値であれば、妥当性検査が繰り返されます。例えば、前の妥当性検査でデータ・セットが使用中だということが判明した場合は、妥当性検査が繰り返されます。
カスタマー LMS をサポートするため、USER-REPOS-VALIDATE パラグラフを置換し、残ったコードを変更しないでおくことができます。