「act」のオプション

以下は、act (レコードごとにフィールドの内容の変更方法を指定する) に指定できる値です。

FX
フィールドの内容は、固定されたままになります。
RA
フィールドの内容は、指定されたパターンからランダムに選択された文字から生成されます。レコードごとに異なる文字セットが選択されます。
RO
フィールドの内容はロールされます。各レコードで、指定したパターンの最初の非ブランク文字がフィールドの最初のバイトになるまで、そのパターンが左に 1 バイトだけシフトされます。次に、フィールドの元の位置に戻るまで、各出力レコードで、パターンが右に 1 バイトだけシフトされます。RO を使用できるのはユーザー提供のパターンだけで、IBM® 提供のパターンでは使用できません。

このパターンはブランクで始まる必要があり、そうでない場合、結果は FX と同じになります。ロールは、パターンの長さ以内でのみ行われます。

RP
フィールドの内容はリップルされます。各レコードで、指定のパターンが左に 1 バイトだけシフトされ、切り捨てられた文字がパターンの右端に付加されます。
SL
各レコードで、フィールドの内容は左にシフトされます。指定のパターンが左に 1 文字だけシフトされて、右側にスペースが埋められます。パターンのすべての文字がシフトアウトされると、元のパターンが復元され、処理が繰り返されます。
SR
各レコードで、フィールドの内容は右にシフトされます。指定のパターンが右に 1 文字だけシフトされて、左側にスペースが埋められます。パターンのすべての文字がシフトアウトされると、元のパターンが復元され、処理が繰り返されます。
TL
各レコードで、フィールドの内容は左側で切り捨てられます。指定のパターンのすべての文字が切り捨てられるまで、一度に 1 文字だけ左側で切り捨てられます (左端の文字がスペースに置き換えられます)。次に、元のパターンが復元されて、処理が繰り返されます。
TR
各レコードで、フィールドの内容は右側で切り捨てられます。指定のパターンのすべての文字が切り捨てられるまで、一度に 1 文字だけ右側で切り捨てられます (右端の文字がスペースに置き換えられます)。次に、元のパターンが復元されて、処理が繰り返されます。
WV
フィールドの内容はウェーブされます。各レコードで、指定したパターンの最初の非ブランク文字がフィールドの最初のバイトになるまで、そのパターンが左に 1 バイトだけシフトされます。次に、元のパターンが復元されて、処理が繰り返されます。WV を使用できるのはユーザー提供のパターンだけで、IBM® 提供のパターンでは使用できません。

このパターンはブランクで始まる必要があり、そうでない場合、結果は FX と同じになります。ロールは、パターンの長さ以内でのみ行われます。