「Extrapartition Queue (区画外キュー)」パネル

「Extrapartition Queue (区画外キュー)」パネルは、関連付けられたキューの CICS 情報を表示します。このパネルからキューの状況を変更できます。

このパネルの状況フィールドを変更でき、また、その他の情報を見ることもできます。状況変更が失敗した場合、CICS コマンド (func=) とエラー・コードが表示されます。 このコマンドとエラー・コードについては、「CICS Application Programming Reference」の コマンド・コード・セクションに説明があります。要求が失敗した場合、表示された状況は、キューの現在の状況を表します。

パネルとフィールドの定義

1. 「Extrapartition Queue (区画外キュー)」パネル
  Process   Options   Help
________________________________________________________________________________
 FM/CICS                  Extrapartition Queue CAFF


 General              Open     Enabled
    Status  . . . . . OPEN     ENABLED
    Sysid . . . . . .
    DDname  . . . . . CAFF
    Disposition . . . SHR
    Sysout Class  . . *
    Record Format . . V
    Record Length . . 133
    Blocksize . . . . 137
    Attributes  . . . OUTPUT IGNORERR






 Command ===>                                                       Scroll CSR 
開く
オープン状況は、先頭文字を「O」(オープン) または「C」(クローズ) で 上書きして、変更できます。次の状況値が表示されます。
OPEN (オープン)
キューはオープンの状態です
OPENING (オープン処理中)
キューはオープンしているところです
CLOSED (クローズ済み)
キューはクローズの状態です
CLOSING (クローズ処理中)
キューはクローズしているところです
Enabled (使用可能)
使用可能状況は、先頭文字を「E」(使用可能) または「D」(使用不可) で 上書きして、変更できます。次の状況値が表示されます。
DISABLED (無効)
キューは使用不可です
DISABLING (無効処理中)
キューは使用不可にされているところです
PENDING (処理待ち)
キューは保留中です
ENABLED (有効)
キューは使用可能です
Sysid (システム ID)
この値は、File Manager が実行されているローカル・システムの場合はブランクです。 リモート・リソースの接続 ID を表します。
DDname
始動 JCL の中で使用されるデータ・セット名を指す 8 文字の ID (必要があればブランクが埋め込まれます)。
データ・セット名
関連付けられた QSAM データ・セットを示す 1 から 44 文字の名前、または DUMMY データ・セット。
後処理
関連付けられたデータ・セットの後処理は次のとおりです。
MOD
システムは、まず、データ・セットが存在すると仮定します。既存のデータ・セットの場合、MOD によって、データ・セット内の最終レコードの後ろに 読み取り/書き込み機構が位置付けられます。読み取り/書き込み機構は、データ・セットが出力用に オープンされるたびに最終レコードの後ろに位置付けられます。システムが DD ステートメントにあるデータ・セットのボリューム情報をカタログの中で見つけることが できないか、前のステップからデータ・セットと一緒に渡された場合、 システムは、データ・セットがこのジョブ・ステップの中で作成されると仮定します。新規データ・セットの場合、MOD によって、データ・セットの先頭に読み取り/書き込み機構が位置付けられます。
NOTAPPLIC (適用なし)
このオプションは、キューがオープンではないか、キューが区画外キューでないため、適用されません。
OLD
データ・セットは、このジョブ・ステップの前に存在しました。
SHR (共有)
データ・セットは、このジョブ・ステップの前に存在し、 他の並行ジョブが読み取ることができます。
Sysout Class (SYSOUT クラス)
関連付けられた SYSOUT データ・セットのクラス属性を示す単一文字。
レコード・フォーマット
FIXED または VARIABLE で、キューが固定長または可変長レコードであるかを示します。
レコード長
固定長レコードのキューのレコード長 (バイト数)、または可変長レコードのキューの最大レコード長。
Blocksize (ブロック・サイズ)
ブロックの長さ。バイトで表し、範囲は 1 から 32767 です。
Attributes (属性)
キューの属性を記述します。
BACKWARD (逆方向)
入力キューは逆方向に読み取られます
INPUT
これは入力キューです
OUTPUT
これは出力キューです
キューは空です
FULL (フル)
キューはいっぱいです
IGNORERR
入出力エラーを引き起こすブロックは受け入れられます
SKIP
入出力エラーを引き起こすブロックはスキップされます
LEAVE (終了)
現在のテープは、データ・セットの論理終わりに位置付けられます
REREAD (再読み込み)
現在のテープは、データ・セットを再処理するために位置付けられます

親パネル

子パネル

  • なし。

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