FMNIMSIN 制御ステートメント

FMNIMSIN 制御ステートメントを使用して、以下を指定します。
  • ロードを BMP 領域で実行するか、DLI 領域で実行するか。
  • 静的 PSB を使用するか、あるいは FM/IMS が動的 PSB を生成して IMS データをロードするか。
  • データのロード方法。
  • LOAD チェックポイント頻度。
FMNIMSIN 内の各行は $$FILEM で始まり、最初の行には、FM/IMS によってロードが実行されることを指定するパラメーター ILB が含まれます。
$$FILEM ILB REGNTYPE=DLI,
$$FILEM     PSBTYPE=DYNAMIC,
$$FILEM     DBDDSN=FMN.IMS.IVP.DBDLIB,
. . .
. . .
1. Syntax

1 ILB IMSID=imsid REGENTYPE=
2.1  BMP  %BMP parameters
2.1  DLI  %DLI parameters? PSBTYPE=
2.1! installation default
2.1  DYNAMIC  %DYNAMIC parameters
2.1  STATIC  %STATIC parameters
1! DBDDSN=subsystem defaults
1  DBDDSN=dbddsn? + DBDDSNi=dbddsni
1? DBDDD=dbddd
2 DBDMEM=dbdname
2 LOADTYPE=
3.1 1
3.1 2
3.1 3
2 LDDSN=lddsn
1! CHKPFREQ=subsystem default
1 CHKPFREQ=chkpfreq
1! USELCMD=Y
1 USELCMD=N
BMP parameters

1? AGN=agn
1! PARDLI=subsystem default
1 PARDLI=0
1 PARDLI=1
1! IMSNBA=subsystem default
1 IMSNBA=number
1! IMSOBA=subsystem default
1 IMSOBA=number
1! LOCKMAX=subsystem default
1 LOCKMAX=number
DLI parameters

1! RESLIB=subsystem defaults
1?  + RESLIBi=reslibi
2?  RECON1=recon1 RECON2=recon2 RECON3=recon3
1! DFSVSAMP=subsystem default
1 DFSVSAMP=dfsvsamp
1! VSMPMEM=subsystem default
1 VSMPMEM=vsmpmem
1! MACLIB=subsystem default
1 MACLIB=maclib
1! IMSBKO=subsystem default
1 IMSBKO=N
1 IMSBKO=Y
1! DBRC=subsystem default
1 DBRC=Y
1 DBRC=N
1 DBRC=IMS
1! IRLM=subsystem default
1 IRLM=Y
1 IRLM=N
1 IRLM=IMS
1! IRLMNAME=subsystem default
1 IRLMNAME=irlname
1! GSGNAME=subsystem default
1 GSGNAME=NONE
1 GSGNAME=gsgname
1! TMINAME=subsystem default
1 TMINAME=tminame
11? IMSBUF=number
1! LOCKMAX=subsystem default
1 LOCKMAX=number
1! LOGUSAGE=subsystem default
1 
2.1 LOGUSAGE=KEEP
2.1 LOGUSAGE=KEEPUPD
2.1 LOGUSAGE=DELETE
1  %LOG parameters
1 LOGUSAGE=NONE
LOG parameters

1! LOGDSN=subsystem default
1 LOGDSN=logdsn
1! LOGSUNIT=installation default
1 LOGSUNIT=CYL
1 LOGSUNIT=TRK
1 LOGSUNIT=BLK
1 LOGSUNIT=MB
1 LOGSUNIT=KB
1! LOGPQTY=installation default
1 LOGPQTY=number
1! LOGSQTY=installation default
1 LOGSQTY=number
1! LOGMGMTC=installation default
1 LOGMGMTC=management_class_name
1! LOGSTORC=installation default
1 LOGSTORC=storage_class_name
1! LOGDATAC=installation default
1 LOGDATAC=data_class_name
1! LOGUNIT=installation default
1 LOGUNIT=unit
STATIC parameters

1! PSBDSN=subsystem defaults
1  PSBDSN=psbdsn? + PSBDSNi=psbdsni
1? PSBDD=psbdd
2 PSBMEM=psbmbr
1? PCBNUM=(+ ,pcbnum)
1? PCBNAME=(+ ,pcbname)

ここでは、LOADTYPE、LDDSN、CHKPFREQ、および USELCMD の各パラメーターについて説明します。この構文図のその他のパラメーターはすべて、抽出 (IXB) 関数でも指定されます。これらの共通パラメーターについては、抽出 (IXB)を参照してください。

LOADTYPE
必須パラメーター。以下を指定します。
  • データベースの既存のセグメントをロードで置き換えるかどうか。
  • ロードでロード PCB を使用するかどうか。
1
データベースの既存のセグメントをロードで置き換えないことを指定します。このオプションを選択すると、ロードはセグメントの挿入を試行するだけです。挿入呼び出しが II 状況コードを受け取ると、ロードはデータベースにある既存のセグメントを ロード・セグメントで置き換えません。
2
データベースの既存のセグメントをロードで置き換えることを指定します。このオプションを選択すると、ロードはオプション 1 が選択されたときと同じように、 セグメントの挿入を試行します。ただし、挿入呼び出しが II 状況コードを受け取ると、ロードはデータベース内の既存セグメントをロード・セグメントで置き換えます。セグメントが非固有キーの場合、またはキーを持たない場合、データベースにある 既存のセグメントは置き換えられないので注意してください。ロード・セグメントは、データベース内に同じキーを持つ既存のセグメントがある場合 でも、挿入されます。
3
ロード PCB (PROCOPT=L/ LS) を使用してセグメントをデータベースにロードすることを指定します。このオプションは、データベースの初期ロードで使用します。
注: このオプションは、PSBTYPE=DYNAMIC および REGNTYPE=DLI を指定した場合のみ、使用可能です。
LDDSN=lddsn
必須パラメーター。ロードするデータを含むデータ・セットの名前。
CHKPFREQ
オプション・パラメーター。ロード中の自動保管機能の頻度 (LOAD チェックポイント頻度) を指定します。FM/IMS:
  • ロードがセグメントを挿入または置換するたびに、カウントを 1 つインクリメントする。
  • カウントが「ロード」チェックポイント頻度と等しいときに、チェックポイントを発行します。

    有効な範囲は 1 から 99999 です。

このパラメーターを指定しない場合、FM/IMS は以下を使用します。
  • パラメーターのサブシステム・デフォルト (IMSID パラメーターを指定した場合)
  • パラメーターのインストール・デフォルト (IMSID パラメーターを指定していない場合)
インストール時に FM/IMS 管理者が、サブシステム・デフォルトおよびインストール・デフォルトを指定します。
USELCMD
オプション・パラメーター。このオプションは、ロードするセグメントの一部に FIRST または HERE の挿入規則がある場合にのみ適用されます。ロードがこれらの挿入規則をオーバーライドするかどうかを指定します。
Y
キーのないセグメント、または非固有キーを持つセグメントが、セグメント・タイプの挿入規則とは無関係に、最終オカレンスとして挿入されます。
N
キーのないセグメント、または非固有キーを持つセグメントが、セグメント・タイプの挿入規則に従って挿入されます。
注: 抽出 (IXB) およびロード (ILB) を使用して、あるデータベースからデータを抽出して別のデータベースにロードし、ロードされたデータベース内の兄弟セグメントを抽出されたデータベースと同じ順序にしたい場合は、USELCMD=Y を指定してください。