EXPORT 基本コマンドを使用する方法

以下の 2 つの方法で、EXPORT 基本コマンドを使用できます。

  • 任意の SQL ステートメントから外部ファイルにデータをエクスポートするには、以下のようにします。
    1. オプション 4.1、4.2、4.3、または 4.4 を使用して SQL SELECT ステートメントを作成します。SQL ステートメントは複数の表の結合や副選択などを含む、任意の有効な SQL ステートメントにできます。
    2. 結果表が大きい場合に、FM/Db2 エディターにロードされる行を制限するには、「Row count (行カウント)」フィールドを使用します。
    3. 結果表が正しいことを確認するには、編集セッションのデータを調べます。
    4. オプションで、テンプレートを編集して、不要な結果表の列を選択解除します。
    5. 任意の SQL ステートメントの結果表からすべての行を外部ファイルにエクスポートするには、ALL パラメーターを指定せずに EXPORT コマンドを発行します。また、EXPORT BAT を 発行すれば、JCL デックを生成して、任意の SQL ステートメントから行を外部ファイルにエクスポートできます。必要に応じて、生成した JCL を後で再利用するためにコピーできます。
  • 選択したエディター・セッション行を外部ファイルにエクスポートするには、以下のようにします。
    1. Use edit (instead of browse) to display results ((ブラウズの代わりに) 編集を使用して結果を表示)」オプションが選択されていることを確認します。このオプションは、「FM/Db2 System Options (2 of 3) (システム・オプション (3 の 2))」パネルを使用して設定されます。
    2. オプション 4.1、4.2、4.3、または 4.4 を使用して SQL SELECT ステートメントを作成するか、FM/Db2 編集ユーティリティーを使用して必要な Db2® オブジェクトを編集します。
    3. 除外行、非除外行、ラベル範囲、またはこれらの方法の組み合わせで必要なデータを分離するには、エディター・コマンドを使用します。
    4. OPT パラメーターおよび ALL、X、または NX のいずれかを指定して EXPORT 基本コマンドを発行します。必要なデータ形式が選択されていることを確認します。「Export "To" (エクスポートの「宛先」)」パネルで、必要なエクスポート・データ・セット名を入力して、後処理オプションを「MOD」に設定します。
    5. 最初に行をエクスポート・データ・セットにエクスポートした後で、エクスポートする追加の行を分離してから、EXPORT QUIET と、ALL、X、または NX と、オプションでラベル範囲の組み合わせを発行して、追加の行をエクスポートします。エクスポート・ファイルの MOD 設定によって、それぞれの追加の EXPORT 基本コマンドは新たにエクスポートされた行をエクスポート・データ・セットの最後に追加します。