FM/IMS インターフェースの使用
この節では、FM/IMS 内のパネルをナビゲートする方法、および共通のパネル情報 を指定する方法について説明します。また、値を 10 進数から 16 進数に (およびその逆に) 変換して、それらの値を適切なフォーマットでパネルに入力できるようにする ための方法についても説明します。
FM/IMS インターフェースは、ISPF モデルをベースにしています。タスクを実行するには、該当するパラメーターを指定して機能を処理します。使いやすいパネルを使用して、機能を選択し、パラメーター情報を提供できます。
FM/IMS では多くの場合、選択した機能が実行される前に、情報を入力したりオプションを選択したりする必要のある一連のパネルが提供されます。この一連のパネルはダイアログ と呼ばれ、入力パネルから始まります。各パネルで入力した情報に応じて、次に表示されるパネルが決定されるので、ダイアログを経由して最終結果に至るまでには多数の経路があります。例えば、「Edit (編集)」ダイアログ は、「Edit Entry (編集項目の入力)」パネルから始まり、この後、以下に応じて複数の異なるパネルを提示します。
- データ・セットを完全修飾したかどうか
- 静的と動的のどちらの PSB を使用するように選択したか
- BMP と DL/I のどちらのモードでアクセスするように選択したか
ほとんどのパネルはフォアグラウンド・モードで処理されます。フォアグラウンド・モードでは、選択されたオプションが即時に処理され、結果は設定に応じて、画面上に戻されるか、または印刷出力に送られます。すべてのユーティリティー関数では、パネル情報から JCL が生成され、続いて編集を行うためにユーザーに渡されます。この規則は「Print Audit Trail (監査証跡の印刷)」機能では例外で、ここでは JCL の生成はオプションです。テンプレート、ビュー、および基準の更新のためのユーティリティーの場合も、JCL の生成はオプションです。このコードを変更して、処理キューに実行依頼することができます。続いて、その結果を、SDSF を介して表示するか、プリンターに経路指定することができます。
本節で説明されている作業は、以下のとおりです。