FE (エラー検出) 基本コマンド

FE (エラー検出) 基本コマンドは次の「エラーのあるフィールド」を検索します。(SNGL および TABL 表示形式のみ。)

  • 有効な数値として形式設定できない内容が入っている数値フィールド
  • レコード長からあふれるフィールド

File Manager はそのフィールドまたは数値フィールドの先頭にカーソルを位置付け、必要な場合は、データを自動的にスクロールしてフィールドをビューにもっていきます。

エラーのある次のフィールドにカーソルを移動するには、FE コマンドを再び入力するか、あるいは「RFind」機能キー (F5) を押します。

FE コマンドで検索する列、フィールド、またはレコードの制限について詳しくは、編集変更の影響の制限を参照してください。

Syntax


1 FE
1! NEXT
1 ALL
1 FIRST
1 LAST
1 PREV
2?  label1 label2
1 X
1 EX
1 NX
3?  ref
ALL
データの先頭から順方向に検索します。ALL は検索レコード中のエラーのあるフィールドの合計数も表示する点を除いて、FIRST と同じです。
注: ALL を指定しても、非表示になっているか、あるいはシャドー行によって表される抑制レコードや非選択レコードは検索されません。
FIRST
データの先頭から無効な値の最初のオカレンスを検索します。
LAST
データの末尾から無効な値の最後のオカレンスを逆方向に検索します。
NEXT
カーソル位置から (カーソルが画面のデータ部分の中にある場合)、または画面に表示されている一番上のレコードの先頭から、無効な値の次のオカレンスを順方向に検索します。
PREV
カーソル位置から (カーソルが画面のデータ部分の中にある場合)、または画面に表示されている一番上のレコードの先頭から、無効な値の次のオカレンスを逆方向に検索します。
label1
レコード範囲の始まりを識別するラベル。ラベルはピリオド (.) で始まり、その後に 1 から 4 文字の英字 (数字または特殊文字ではない) を続ける必要があります。文字「Z」で始まるラベルはエディター割り当てラベルを示します。
label2
レコード範囲の終わりを識別するラベル。ラベルはピリオド (.) で始まり、その後に 1 から 4 文字の英字 (数字または特殊文字ではない) を続ける必要があります。文字「Z」で始まるラベルはエディター割り当てラベルを示します。
EX
除外されたレコードのみ。
NX
非除外レコードのみ。
X
EX と同じ。
ref
検索に組み込むフィールドを指定するフィールド参照。例: #3

使用箇所

関連作業および例